プラチナカードを使ってみた!メリットとデメリットをご紹介【実体験】
プラチナユーザーの筆者が魅力を紹介
プラチナカードを持ってみたいけど、年会費に見合うメリットってあるのかな…。
プラチナカードのメリットとは何でしょうか。
プラチナカードの所有者は限られているので、情報も少なくわかりづらいですよね。
興味はあるけど、年会費が高額なのでためらっている、という人も多いでしょう。
そこでこの記事では、実際に5枚ほどプラチナカードを所有した経験をもとに、プラチナカードを持つメリット・デメリットをご紹介します。
プラチナカードは年会費がかかる分、一般カードやゴールドカードにはない魅力が満載です。
この記事を読めば、リアルなプラチナカードのメリットがわかりますよ。
- プラチナカードを持つメリット・デメリットがわかる
- 自分がプラチナカードを持つべきかわかる
個人的に考えるプラチナカードのメリット3選
実際にプラチナカードを所有して感じた、プラチナカードのメリットをご紹介します。
以下の3つについて、順番に解説していきます。
時間をお金で買える
コンシェルジュに外注して時間を節約
個人的に考えるプラチナカードのメリット1つ目は「時間をお金で買える」です。
多くのプラチナカードには「コンシェルジュデスク」が付帯しています。
コンシェルジュデスクとは、電話やメールなどで問い合わせをし、飲み会のお店探しを頼んだり、旅行で使うホテルを探してもらったりと、さまざまな依頼ができるサービスです。
本来であれば自分で検索したり、手続きしたりする作業をコンシェルジュに外注できるので、その分の時間を節約できます。
個人的にも、旅先で近くにある美味しいお店を教えてもらったり、商品の在庫がある店舗を探してもらったりと便利に使っています。
パワーカップルの関心は「時短」
以前、三菱総研が作成した「パワーカップル」に関するレポートが話題になったことがあります。
パワーカップルとは
三菱総研の定義によると「パワーカップル」とは、共働きで夫の年収が600万円以上、妻が400万円以上の世帯年収1,000万円以上の夫婦を指します。
そのレポートでは、パワーカップルが関心を向けるものとして「時短」につながるものが多く挙げられていました。
通勤に時間がかからない会社近くに住む、ロボット掃除機を使用する、カット野菜を購入するなど、時間の節約につながるものにお金を使う傾向が見て取れました。
まさに「時間をお金で買う」感覚です。
パワーカップルのような収入の多い人達は、稼いだお金で時間を買い、浮いた時間で好きなことをしたり、さらに収入を増やすための勉強をしているのだと思います。
「コスパ」より「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視なんでしょうね。
コンシェルジュはプラチナユーザーのニーズを捉えたサービス
このパワーカップルの話からも、時短のためのサービスであるコンシェルジュデスクが、プラチナカードに付帯しているのは納得できます。
プラチナカードユーザーは高所得者が多いですが、彼らもやはり時間をお金で買えるサービスに価値を見出すと考えられるからです。
コンシェルジュは自分に秘書が付くような感覚です。
プラチナカードの年会費は2〜5万円が相場ですが、もし秘書を雇おうと思えば月額で同程度の費用が必要になるでしょう。
コストパフォーマンス的には高いと言えます。
普段できない体験ができる
2つ目のメリットは「普段できない体験ができる」です。
プラチナカードには、一般カードやゴールドカードには無い、さまざまな特典が付帯しています。
これらの特典を使うことで、プラチナカードを持っていなかったら経験しなかっただろう体験ができます。
高級レストランで食事を楽しむ
例えば「レストランを2名以上で予約するとコース料金が1名分無料になる」という特典があります。
対象のレストランにはコース料金が1万円以上する高級レストランもたくさん含まれています。
ふだんこのような店を利用する機会がない人も、1名分が無料になるのであれば行ってみよう、という気持ちになるかもしれません。
高級ホテルを満喫
他にも、ホテルや旅館での特典として、上位の客室が空いていると無料でアップグレードしてくれたり、朝食が無料で食べられたり、ホテルクレジットが利用できたりするものもあります。
筆者自身はホテルは泊まれれば何でもいいと考えるタイプでしたが、この特典を利用したことがきっかけで、高級ホテルのすばらしさに気づくことができました。
会員誌で自分の知らない世界を知る
また、プラチナカードによっては会員誌が読めるものがあります。
プラチナカードユーザーを対象にしているため、その内容も一本数百万円する高級腕時計や、一泊10万円以上する高級ホテルなど、高価なものが多く紹介されています。
実際にこれらを購入することはなくても、自分の知らない世界を垣間見るのは良い体験となります。
もちろん自分に手の届くものもたくさん掲載されていて、会員誌で知った商品を買ったり、紹介された旅館に泊まったりしたこともあります。
所有欲を満たせる
プラチナカードのメリット3つ目は「所有欲を満たせる」です。
満足感あるカードデザイン
プラチナカードにはデザインの良いものが多く、持っていると満足感があります。
個人的に所有したカードの中では、「UCプラチナカード」と「TRUST CLUB プラチナマスターカード」のデザインが特に良いと感じました。
公式サイト UCプラチナカード
羨望の眼差しを向けられる
以前、JCBプラチナのデザインをレビューした記事で、アンケートを取ったことがあります。
撮影したJCBプラチナの画像を見てもらって感想を聞いたのですが、100人中80人が高評価という結果になりました。
プラチナカードには目を惹くデザインのものが多いので、周囲から羨望の眼差しを向けられることも多いと思います。
すごくカッコいいですね。黒をベースとしたデザインが高級感があってすごく良いです。シンプルな銀のプラチナの文字もとてもおしゃれです。
シンプルで、スタイリッシュ感があるため。これを持ってる人を見たら、何となくお金持ちそうに見えると思うため。
シルバーとブラックの2色使いが大人っぽい雰囲気ですね。またクレジット番号が表に載ってないからよりカードのシンプルシックさに磨きがかかりいいです。
盤面に高級感があり、使用する度に周囲から羨みの眼差しで見られそうなデザインだから。また、シンプルなデザインで一目でプラチナカードだとわかる点も良いと思った。
すべて原文ママ
プラチナカードを持てると認められた気持ちに
また、プラチナカードは一般カードやゴールドカードに比べて審査が厳しくなる傾向があります。
ある程度の年収や、良質なクレヒスが審査通過の条件となるので、プラチナカードを持てると自分を認められた気持ちになります。
クレヒスとは
クレジットカードヒストリーの略で、クレジットカードやローンの利用履歴のことをいいます。クレジットカードの審査では、過去に支払い遅延などの事故がなかったか確認するために、クレヒスを合否の参考にすると言われています。
プラチナカードのデメリット
プラチナカードにもデメリットはあります。
以下の3点について、順に解説していきます。
年会費が高い
プラチナカードの年会費は2〜5万円ほどが相場です。
一般カードは年会費無料のものが普通ですし、ゴールドカードも条件を満たすことで無料化できるものが存在します。
プラチナカードは付帯特典が豪華なため仕方ないとも言えますが、数万円の年会費がかかるのはデメリットでしょう。
それでもプラチナカードが欲しい方向けに、年会費の安いプラチナカードを以下の記事で紹介しています。よろしければこちらもご覧ください。
審査が厳しい傾向がある
審査通過には年収とクレヒスが重要
一般カードやゴールドカードに比べて審査が厳しいのも、プラチナカードのデメリットです。
ただし、以前のように上場企業の役職者や士業に従事する人でなければ所有できない、というものではなくなっています。
審査の基準は明らかにされていませんが、平均以上の安定した収入と、良質なクレヒスがあれば審査に通過しやすいようです。
クレヒスとは
クレジットカードヒストリーの略で、クレジットカードやローンの利用履歴のことをいいます。クレジットカードの審査では、過去に支払い遅延などの事故がなかったか確認するために、クレヒスを合否の参考にすると言われています。
審査が心配な場合はクレヒスを積むことから
良質なクレヒスを作るには、カードを利用し、利用分をきちんと支払うことが必要です。
これを繰り返すことでカード会社との間に信頼が生まれ、プラチナカードなど上位カードの審査に通過しやすくなると言われています。
クレジットカードの利用経験が少ない方は、まずは一般カードやゴールドカードでクレヒスを積み上げることから始めてみるのも良いでしょう。
ゴールドカードなら最近人気の「100万円修行」対象のものがおすすめです。年会費無料でゴールドカードを持てますよ。
上司や取引先の反感を買う可能性がある
生意気だと思われる可能性も
プラチナカードには「一定の収入のある人が持てる特別なカード」というイメージがあります。
「プラチナカードを持っている=相応の年収があり、社会的信用のある人」という良い印象を相手に与える場面もあるでしょう。
一方で、上司や取引先といった立場が自分より上の人からは「生意気だ」という印象を持たれる恐れもあります。
状況によってはプラチナカードを出さない方が無難でしょう。
サブカードで一般カードを持っておくのも手
ビジネスの場で相手に反感を抱かせず、良い印象を与えたい場合は、以下の一般カードがおすすめです。
三井住友カード(NL)は銀行系カード、JCBカードWは国際ブランドのJCBが発行するプロパーカードなので、きちんとした印象を相手に与えられます。
プラチナカードをメインで使いつつ、いざという時のためのサブカードとして、こういったカードも持っておくのがおすすめです。
プラチナカードのメリット・デメリットまとめ
今回は、実際にプラチナカードを使った経験をもとに、プラチナカードのメリット・デメリットをご紹介しました。
個人的に考えるメリットとデメリットは、以下のとおりです。
おすすめのプラチナカード
筆者が使ったプラチナカードの中で、特に満足度が高かったのは「JCBプラチナ」です。
以下の記事でJCBプラチナのすごさについて書いています。こちらもよろしければご覧ください。
プラチナカードは年会費が高いのが、デメリットの1つです。
そこで年会費が安いプラチナカードを、以下の記事で紹介しているので、こちらもご覧ください。
数千円や1万円台で持てるプラチナカードも紹介していますよ。
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