【高還元】ビューカード×Suicaが学生におすすめな理由【初心者向き】
2025年1月14日 記事を新規公開しました。
キャッシュレス決済に興味があるんだけど、学生におすすめのキャッシュレスってどれ?
大学生や専門学校生になると、買いものをする機会も増えますよね。
そこで流行りのキャッシュレス決済をしてみたいけど、どれが良いかわからないと困っていないでしょうか。
キャッシュレス決済と一言でいっても、クレジットカードやQRコード決済など種類が多く、選ぶのが大変だと思います。
この記事では、学生におすすめのキャッシュレス決済として「ビューカード×Suica」をご提案します。
ビューカードとSuicaは、キャッシュレス決済初心者向けで、なおかつポイントがよく貯まる組み合わせです。
ビューカード×Suicaでキャッシュレスデビューを飾ってみてくださいね。
- ビューカード×Suicaが学生におすすめな理由がわかる
Suicaはキャッシュレスデビューする学生に最適
Suicaはキャッシュレスデビューする学生におすすめの決済方法です。
理由は次のとおりです。
詳しくは後ほど解説します。
Suicaって電車に乗るときに使うイメージなんだけど…。
Suicaは街のお店でも使えますよ。
Suicaは電車の乗車に使うイメージ、という方も多いと思います。
しかし、実際はコンビニ、スーパー、ドラッグストア、飲食店など、街のお店でも利用できます。
Suicaの加盟店(自動販売機などの端末を含む)は226万店※にものぼります。
これはPayPayなどのQRコード決済や、iDやQUICPayなどの電子マネーにも引けを取らない数です。
Suicaはふだんの買いものでも使えるキャッシュレスです。
※ 2022年3月時点/出典:JR東日本決算資料
1. とにかくシンプルでかんたん&スピーディ
Suicaが学生におすすめな一つ目の理由は、「他のキャッシュレス決済に比べて、Suicaでの支払いがシンプルだから」です。
Suicaは支払いのステップが少ない
Suicaはレジの端末にタッチするだけで決済が完了します。
これはカードタイプのSuicaでも、モバイルSuicaでも同じです。
Suicaの種類
Suicaには物理カードの「カードタイプ」と、スマホを使った「モバイルSuica」の2種類があります。
カードタイプ | モバイルSuica | |
---|---|---|
形態 | 物理カード | デジタル |
入手方法 | みどりの窓口/券売機で発行 | スマホアプリから発行 |
費用 | デポジットとして500円 | なし |
主なチャージ方法 | 券売機/オートチャージ | アプリ/オートチャージ |
特にモバイルSuicaなら、
- カバンからiPhoneを取り出す
- レジの端末にタッチ
と、たった2ステップで支払いが完了します。
これがクレジットカードだと、
- カバンから財布を取り出す
- 財布からカードを出す
- カードをレジの端末に差し込む、またはタッチする
と3ステップかかります。
PayPayのようなQRコード決済だと、
- カバンからiPhoneを取り出す
- ロックを解除する
- アプリを立ち上げる
- QRコードをスキャンする
- 金額を入力する
とさらに多くのステップが必要です。
Suicaは他のキャッシュレス決済に比べてステップが少なく、かんたん・スピーディに支払えることがわかりますね。
当然、現金と比べても同じです。
エクスプレスカードでロック解除が不要に
なぜこのようなことが可能かというと、モバイルSuicaは「エクスプレスカード」に設定できるからです。
エクスプレスカードとは、支払いのときにiPhoneのロック解除を不要にできる機能です。
Suicaをエクスプレスカードに設定すると、タッチするだけで支払いが完了するわけですね。
クレジットカードもエクスプレスカードに設定できますが、タッチの前にロック解除が必要です。
そのため、一手間余分にかかってしまいます。
iPhone 11 以前の機種だと、Face IDによるロック解除時にマスクを外す必要があるので、さらに手間がかかります。
そういう意味でも、タッチだけで済むのはありがたいですね。
以上、Suicaがいかにかんたんでスピーディな決済手段か解説してきました。
複雑な操作なくシンプルに支払いできることは、これからキャッシュレス決済を始める学生にとっても大きなメリットになるはずです。
2. チャージ式なので使いすぎない
キャッシュレスって使い過ぎが心配なんだよな…。
Suicaならチャージした範囲で使えるので心配ありませんよ。
二つ目の理由は「チャージ式で使いすぎないから」です。
キャッシュレスには使い過ぎのリスクがつきまとう
キャッシュレス決済をはじめる学生が心配なのは、使いすぎないかという点ではないでしょうか。
現金で払うとお金が出て行く様子が見えます。一方、キャッシュレスはそうではないため、お金を使っている感覚がありません。
また、クレジットカードの限度額は月数十万円と、高めに設定される傾向があります。
なので、ついつい使ってしまい、気づいたら予想以上の請求が来た、なんてことも起こり得ます。
Suicaは使いすぎになりにくい
一方、Suicaはチャージ式で、事前にチャージした範囲で買いものをします。
チャージするときに、現金払いのようなお金を使っている感覚を得られますし、クレジットカードに比べて限度額も低い(2万円)です。
そのため、Suicaは使いすぎにはなりにくいというわけです。
また、Suicaはクレジットカードと違って、残高が減るたびにチャージする必要があります。
この手間はデメリットでもありますが、手間がかかることが使い過ぎを防いでくれることにもなります。
「月にチャージは○回まで」と事前に決めておくことで、使いすぎの抑制になりますね。
3. 電車の乗車で使い慣れている
三つ目の理由は「電車の乗車で使い慣れているから」です。
中学生や高校生のときに、Suicaを使って電車に乗っていた方も多いと思います。
そんな方にとって、Suicaは使い慣れた方法で買いものできるというメリットがあります。
手持ちのSuicaをそのままキャッシュレス決済に使える手軽さも魅力でしょう。
実際に交通系電子マネーは学生からの期待値が高い
以上、キャッシュレス決済をはじめる学生に、Suicaがおすすめな理由を解説してきました。
消費者庁の調査結果を見ると、大学生が使いたいキャッシュレス決済として、Suicaを含む交通系電子マネーがトップに来ています。
出典:「大学生のキャッシュレス決済に関する調査・分析 報告書(令和3年)」
実際にSuicaは学生からも支持されていることがわかりますね。
ビューカードはSuicaと相性抜群!高還元でポイ活にもピッタリ
ここまで、キャッシュレスデビューを予定している学生にはSuicaが最適、ということを書いてきました。
そんなSuicaと相性がいいのが「ビューカード」です。
理由を解説していきます。
モバイルSuicaへのチャージで高還元
どうしてビューカードはSuicaと相性がいいの?
Suicaの弱点を補ってくれるからです。
Suica単独ではポイントが貯まらない
Suicaは学生にも使いやすく、魅力的なキャッシュレス決済ですが、デメリットもあります。
それは「Suica単独ではポイントが貯まらない」ということです※。
Suicaで買いものをしても、それだけではポイントは貯まりません。
クレジットカードやQRコード決済はポイントがもらえるのに…。
※ 一部店舗や電車運賃の支払いはポイント加算の対象になる場合も
ビューカードでチャージすると1.5%ポイント還元
しかし、Suicaにチャージするときに、「ビューカード」を使うとポイントが貯まります。
しかも、モバイルSuicaへのチャージなら、ポイント還元率は1.5%と高還元です(カードタイプのSuicaは0.5%)。
他のクレジットカードは、Suicaチャージをポイント加算対象外にしているものが多く、対象になっているカードもありますが、還元率は0.5%〜1.0%にとどまります。
ビューカードはJR東日本グループのクレジットカードなので、Suicaとの連携が強化されているんでしょうね。
他のキャッシュレス決済とくらべても高還元
1.5%還元っておトクなの?
他のキャッシュレス決済と比べても十分おトクですよ。
ビューカードからモバイルSuicaにチャージすると、1.5%還元を受けられます。
この1.5%還元は、他のキャッシュレス決済と比較しても十分高い数字です。
例えば、クレジットカードの還元率は0.5%〜1.0%が平均的です。
PayPayは1.5%還元を受けられますが、特定の条件をクリアする必要があります。
PayPayで1.5%還元を受ける条件
PayPayまたはPayPayカードで、月に200円以上の決済を30回以上、かつ合計決済額が10万円以上
ビューカード×Suicaなら、難しい条件なしで1.5%還元を実現できるんだな。
ポイ活に興味がある学生の方も多いと思います。
還元率が1.5%あれば、ふだんの買いものをするだけでも結構なポイントが貯まりますよ。
モバイルSuica定期券の購入でも高還元
モバイルSuicaには「モバイルSuica定期券」という機能があります。
アプリ上で定期券を発行でき、モバイルSuicaを定期券として利用できます。
スマホを定期券代わりに使えるのか。
駅の券売機はシーズンによっては、たくさん人が並ぶことがあります。
モバイルSuica定期券なら、家にいながら発行できるので便利ですよ。
そんなモバイルSuica定期券の購入にビューカードを使うと、最大5.0%という高いポイント還元を受けられます。
これもビューカードならではのメリットです。
学生にとって定期代は高いから、還元率が高いのはありがたいな。
貯まるポイントはJRE POINT
ビューカードで貯まるポイントって何?
「JRE POINT」というポイントです。
ビューカードでSuicaにチャージしたり、定期券を購入すると「JRE POINT」が貯まります。
JRE POINTはJR東日本が運営するポイントサービスです。
JRE POINTの主な使い道は次のとおりです。
JRE POINTの主な使い道
- Suicaにチャージして使う
- 新幹線チケットや在来線の特急券に交換する
- Suicaグリーン券に交換する
- JRE POINT加盟店での買いものに使う
特にお得なのは、JR東日本のポイントらしく「鉄道系の利用」です。
例えば、新幹線に通常価格の83%OFFで乗ることも可能です。
旅行好きな学生の方にもおすすめの使い方です。
電車にはあまり乗らない、という方には「Suicaへのチャージ」がおすすめです。
交換レートは1ポイント=1円分と、鉄道系ほどのお得さはありませんが、街のSuica加盟店で気軽にポイントを使えます。
ライフスタイルに合わせた、柔軟な使い方ができるポイントです。
JREポイントの詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
Suicaへのオートチャージが唯一できる
ビューカードはSuicaへの「オートチャージ」ができる、ただ一つのカードです。
オートチャージならチャージする手間がかからない
Suicaはチャージ式で、事前にチャージして買いものをします。
そのため、残高が減るたびにチャージする必要があります。
チャージするのを忘れて残高不足のまま決済すれば、当然エラーになってしまいます。
うっかり改札を通ろうとして、後ろの人に迷惑をかけるんだよな…。
しかし、ビューカードならオートチャージを利用できます。
これにより、残高が指定の金額を下回ると自動的にチャージされるので、都度チャージする必要がありません。
筆者も使っていますが、一度使うと手放せなくなるほど便利です。
オートチャージはキャッシュレス決済に慣れてから
ただし、先ほども書いたように、チャージするのは手間でもある一方、使い過ぎの防止にもつながります。
学生の方がオートチャージを使うのは、キャッシュレス決済に慣れてからにしましょう。
オートチャージのオン・オフは、いつでもアプリで行えます。
ビューカード×Suicaのデメリットも解説
デメリットはないの?
残念ながらデメリットもあります。確認しておきましょう。
ここまで、
- キャッシュレスデビューをする学生にはSuicaが最適であること
- Suicaと相性がいいクレジットカードはビューカードであること
を説明してきました。
Suicaとビューカードは学生におすすめの組み合わせですが、デメリットもあります。
具体的には次の2つです。
順に解説していきます。
1. ネットショップや公共料金に弱い
デメリット1つ目は、Suica加盟店以外では還元率が下がる点です。
先述の通り、ビューカードはモバイルSuicaへのチャージで1.5%還元されます。
そのため、Suica加盟店では実質1.5%還元で買いものできます。
電車の乗車はもちろん、コンビニやスーパーなどのSuica加盟店でお得です。
しかし、ネットショップや公共料金などの支払いには、基本的にSuicaは使えず、クレジットカード払いが基本となります(Amazonなど一部例外あり)。
そのため、ビューカード×Suicaのメリットである1.5%還元を受けられない、ということになります。
ネットで買いものをする学生は多いでしょうし、一人暮らしであれば公共料金も自分で払うはずなので、この点はデメリットですね。
解決策としては、
- ビューカードで直接払う
- 別カードと2枚持ちし、そのカードで払う
が考えられます。
ビューカードはクレジットカードなので、ネットショップや公共料金などの支払いにも使えます。
ただし、このときのポイント還元率は0.5%に下がってしまいます。
ポイント還元のない現金払いよりはマシですが、やや物足りない数字ですね。
還元率を少しでも上げたい方には、別カードとの2枚持ちがおすすめです。
例えば「JCBカードW」なら基本還元率が1.0%あり、ネットショップや公共料金の支払いで1.0%還元を受けられます。
これなら、Suica加盟店で1.5%還元を受けつつ、それ以外のお店でも高還元で買いものできるな。
この方法のデメリットは、所有するカードの枚数が増えるため、管理する手間がかかったり、ポイントが分散されたりすることです。
枚数を増やしたくない人は、シンプルにビューカード1枚を持つのも有力な選択肢です。
2. 高額の買いものでは使えない
デメリット2つ目は、高額決済に使えない点です。
Suicaのチャージ上限は2万円までとなっているため、2万円を超える買いものには使えないからです。
解決策としては1つ目のデメリット同様、
- ビューカードで直接払う
- 別カードと2枚持ちし、そのカードで払う
が考えられます。
ビューカードであれば、還元率は0.5%と低めですが、2万円以上の支払いができます。
還元率を少しでも上げたい方は、還元率1%以上の別カードと2枚持ちすることを検討してみましょう。
少額決済はビューカードでチャージしたSuica、高額決済は別カード、と使い分けるイメージです。
ビューカードは学生でも作れる。審査や申し込み条件を確認
ビューカードって学生でも発行できるの?
18歳以上であれば可能ですよ(ただし高校生は不可)。
ビューカードにはいくつか種類がありますが、一般カードであれば基本的に学生でも発行できます。
実際、ビューカード公式サイトの「入会条件」の欄には次のように書かれています。
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。
https://www.jreast.co.jp/card/first/viewcardstandard.html
ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
高校生は無理ですが、18歳以上であれば学生も審査対象です。
クレジットカードによっては、安定した収入が条件のものもありますが、ビューカードにはそのような記載はありません。
そのため、審査の難易度もあまり高くないと想像できます。
学生でも発行できるおすすめビューカード
ここでは、学生でも発行できるビューカードについて、比較表でかんたんにご紹介します。
詳しく知りたいカードがあったら、公式サイトをのぞいてみて下さい。
ビューカード スタンダード | JRE CARD | ルミネカード | ||
---|---|---|---|---|
(税込) | 年会費524円 (初年度無料) | 524円 (初年度無料) | 1,048円 (初年度無料) | |
ポイント還元率 | 通常 | 0.5% | ||
モバイルSuicaチャージ | 1.5% | |||
定期券購入 | モバイルSuica最大5% | |||
独自特典 | 利用額に応じて年間最大5,250ptのボーナス | 優待店での買いもので最大3.5%還元 | ルミネ・ニュウマンでの買いものが5%OFF | |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercard | |||
ナンバーレス券面 | 対応 | 対応 | 未対応 | |
タッチ決済 | 対応 | 対応 | 未対応 | |
入会キャンペーン | 最大12,000pt | 最大7,000pt | 1,000pt | |
公式サイト | ビューカード スタンダード | JRE CARD | ルミネカード |
よくある質問
- クレジットカードは不正利用が心配…。
-
ビューカードでは24時間365日体制でオペレーターが不審な利用がないか確認し、被害防止に努めています。
また、カードの利用があるとメールで通知されるので、身に覚えのない利用にすぐ気づけます。
さらに「ビューカード スタンダード」や「JRE CARD」なら、カード番号などが裏面に記載されるため、盗み見のリスクを減らすことができます。
- 学生がクレジットカードを作るメリットは?
-
若いうちから信用情報を積み上げることができます。
信用情報が育っていると、カードやローンの審査に通りやすくなる、カードの限度額が増えるなどのメリットがあると言われています※。
- 国際ブランド(JCB、Visa、Mastercard)はどれを選べばいいの?
-
国内の利用がメインならどれを選んでも問題ありません。
海外でも使いたい場合は、世界的に加盟店数が多いVisaかMastercardがおすすめです。
まとめ
今回はビューカード×Suicaが学生におすすめな理由について解説しました。
ポイントは次のとおりです。
- Suicaはキャッシュレスデビューする学生に最適
- とにかくシンプルでかんたん&スピーディ
- チャージ式なので使いすぎない
- 電車の乗車で使い慣れている
- ビューカードはSuicaとの相性が抜群
- モバイルSuicaへのチャージで高還元
- モバイルSuica定期券の購入でも高還元
- Suicaへのオートチャージが唯一できる
- ビューカード×Suicaのデメリット
- ネットショップや公共料金に弱い
- 高額の買いものでは使えない
記事中で紹介したビューカード スタンダードについては、以下の記事で詳しく解説しています。
よろしければこちらもご覧ください。
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