PayPayからSuicaへ実質的にチャージする方法
PayPayからSuicaへのチャージってできるの?
PayPayからSuicaにチャージできたら便利ですよね。
Suicaにチャージできれば電車やバスの乗車に使えますし、Suica加盟店での買い物にも使えます。
決済できる場所が増えるので、PayPayステップの達成も楽になります。
ただ残念なことに、PayPayからSuicaにチャージすることはできません。
PayPayにはクレジットカードのように、カード番号などの情報が備わっていないためです。
しかし、ある方法を使うと「実質的に」PayPayからSuicaへのチャージが可能になります。
それは「PayPayカード」を使ってSuicaにチャージする方法です。
PayPayカードは「カード版PayPay」といった位置付けのクレジットカードです。
最短5分で申し込めるので、すぐにカード番号が手に入り、Suicaチャージに利用できます。
しかも嬉しいことに年会費は無料です。
今回はそんなPayPayカードを使って、実質的にPayPayからSuicaへチャージする方法を解説します。
ぜひ最後までご覧くださいね。
- PayPayからSuicaに実質的にチャージする方法がわかる
- PayPayからSuicaにチャージできるとどんなメリットがあるかわかる
PayPayからSuicaへはチャージできない
冒頭でも書いたとおり、PayPayからSuicaにチャージすることはできません。
Suicaへの主なチャージ方法は、クレジットカードや現金、JRE POINTとなっており、PayPayは含まれていません。
クレジットカードからSuicaへチャージするには「カード番号」などの情報が必要です。
しかし、PayPayにはカード番号がなく、チャージしたくてもできないというわけです。
PayPayユーザーにとっては残念ですよね…。
PayPayカードならPayPayからSuicaへのチャージが実質可能に
PayPayからSuicaへはチャージできません。
しかし、PayPayカードを使うと実質的なSuicaチャージが可能になります。
PayPayカードは「カード版PayPay」
PayPayカードは「カード版PayPay」といった位置付けのクレジットカードです。
発行すると、普段使っているPayPayアプリにバーチャルカードが現れます(プラスチックカードも発行可能)。
バーチャルカードには「カード番号」などの情報が紐づいているので、これを使ってSuicaへのチャージが可能になります。
PayPayは街のお店には強いのですが、カード番号の必要なネットのお店には弱いです。
その弱点をカバーするため作られたのがPayPayカードだと考えられます。
PayPayステップの条件は合算でカウントされる
PayPayには「PayPayステップ」という還元率アップの仕組みが用意されています。
「月に200円以上の決済を30回以上、かつ合計決済額が10万円以上」という条件をクリアすると、還元率がプラス0.5%されます。
PayPayステップをクリアしようと、日々買い物に励んでいる方も多いのではないでしょうか?
嬉しいのは、PayPayカードで買い物した分もPayPayステップの条件にカウントされ、合算される点です。
当然PayPayカードからSuicaへのチャージもカウントされます。
PayPayとPayPayカード双方の利用が合算してカウントされるので、PayPayステップ攻略が楽になりますね。
最短5分でSuicaチャージが可能に
PayPayカードは最短5分で申し込みできます。
申込情報を入力して審査が完了すると、すぐにカード番号や有効期限がアプリに表示されます(プラスチックカードは後日届く)。
このカード番号を使えば、即Suicaへのチャージが可能です。
PayPayの還元率が最大1.5%にアップ
PayPayの支払い方法には、大きく「残高払い」と「クレジット払い」の2つがあります。
この内クレジット払いは、PayPayカードを発行することで選択可能になります。
残高払い(左)とクレジット払い(右)
残高払いの基本還元率は0.5%ですが、クレジット払いは1.0%です。
先述したPayPayステップクリアで+0.5%されるので、PayPayカードを発行するとPayPayの還元率を最大1.5%までアップさせられることになります。
支払い方法 | 基本還元率 | 最大還元率 (PayPayステップ達成時) |
---|---|---|
残高払い | 0.5% | 1.0% |
クレジット払い | 1.0% | 1.5% |
還元率が1.5%あればメインカードとしても十分活躍できます。
PayPayカードの年会費は永年無料
PayPayカードの年会費は、ありがたいことに永年無料です。
一度もカードを使わなかったとしても、年会費が発生することはありません。
安心してカードを使えますね。
PayPayからSuicaにチャージできるとこんなメリットが
PayPayカードを使うと、PayPayからSuicaへ実質チャージ可能になることがお分かりいただけたでしょうか。
次に、PayPayからSuicaにチャージできるとどんなメリットがあるのか解説していきます。
電車やバスの乗車にも使える
PayPayを使って電車やバスに乗ることは、基本的にできません※。
※ 近鉄の「デジタルきっぷ」はPayPayでの購入が可能
しかしPayPayカードを使うと、PayPayからSuicaへ実質チャージ可能になるので、間接的にPayPayを使って電車やバスに乗れることになります。
間接的とはいえ、電車やバスの乗車にもPayPayを使えるのは、PayPayユーザーにとっては嬉しいですよね。
PayPay加盟店以外のお店でも買い物できる
PayPayは加盟店数374万ヶ所と、広く普及したQRコード決済サービスです(2022年6月末時点/出典:「「PayPay」の登録ユーザーが5,000万人を突破!」)。
しかし、PayPayが使えないお店もまだまだあります。
そんなお店に遭遇しても、そのお店がSuica加盟店なら、PayPayカードからSuicaにチャージすることで支払いが可能になります。
PayPayは使えないけどSuicaなら使えるお店もあります。
間接的ではありますが、そういったお店でPayPayで買い物できるようになります。
PayPayステップ達成のハードルが下がる
上で書いたとおり、Suicaにチャージすることで「電車やバスの乗車」や「Suica加盟店での買い物」にも間接的にPayPayを使えるようになります。
その分決済できる回数が増えるので、PayPayステップ攻略にも役立ちます。
PayPayステップの条件は「月に200円以上の決済を30回以上、かつ合計決済額が10万円以上」です。
多くの決済回数が必要なので、決済できる機会を増やせるのは助かりますね。
SuicaはPayPayより支払いがスピーディ
PayPayで買い物をするときは、スマホのロック解除→アプリ立ち上げという手間がかかります。
一方、Suicaならスマホをレジの端末にタッチするだけです。
SuicaはApple Payの「エクスプレスカード」に対応しているからです。
エクスプレスカードに設定すると、スマホのロックを解除することなく支払い可能になります。
キャッシュレスのメリットであるスピードの恩恵を、最大限受けられますね。
PayPayカードからSuicaにチャージする2つの方法
PayPayカードからSuicaにチャージする方法は、以下の2つです。
- モバイルSuicaアプリを使ってチャージ
- Apple Payを使ってチャージ
方法1. モバイルSuicaアプリを使ってチャージ
「モバイルSuica」のアプリを使ったチャージ方法です。
以下の手順でSuicaへのチャージが可能です。
- モバイルSuicaアプリを開く
- 「入金(チャージ)」ボタンをタップ
- チャージしたい金額を選択し、左下のボタンをタップ
- 「入金(チャージ)」をタップ
方法2. Apple Payを使ってチャージ
iPhoneユーザーならApple Payを使ったチャージも可能です。
以下の手順でSuicaへのチャージが可能です。
- Walletアプリを開く
- Suicaを選んだ状態で「チャージ」ボタンをタップ
- チャージしたい金額を入力し、「追加する」をタップ
- PayPayカードを選択し、サイドボタンをダブルクリック
まとめ
今回はPayPayからSuicaにチャージする方法を解説しました。
PayPayからSuicaへのチャージはできません。
しかし、PayPayカードを使うことで、実質的にSuicaへのチャージが可能になります。
PayPayカードは最短5分で発行でき、PayPayの還元率を最大1.5%までアップできます。おまけに年会費は無料です。
PayPayからSuicaにチャージできると、電車やバスの乗車にも使え、Suica加盟店での買い物にも使えます。
また、決済できる場所が増えるので、PayPayステップの攻略にも役立ちます。
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