三井住友カードの「即時発行」と「通常発行」の違いを調べてみた。

  2025年12月13日 記事を新規公開しました。

三井住友カードの発行方法には「即時発行」と「通常発行」の2つがあります。

どちらにするか迷いますよね。

実はこの2つにははっきりとした違いがあります。

どちらを選ぶかで発行後の利用体験が大きく変わるため、慎重に選ぶべきです。

この記事では三井住友カードの即時発行と通常発行の違いや、メリット・デメリット、実際の申し込み手順など、注意したいことを詳しく解説します。

三井住友カードを作りたい方は必見

【比較表】三井住友カードの「即時発行」と「通常発行」の違い

即時発行と通常発行の比較

	⏰ 即時発行	🚚  通常発行
使えるまでの時間	最短10秒 （申し込み後すぐ）	約1週間 （現物カード到着後）
発行されるもの	現物カード & アプリ上のカード番号 （カード番号のみ即時発行）	現物カード & アプリ上のカード番号
現物カード到着までの時間	約1週間
使える場所	実店舗 & インターネット＊1
利用枠	各カードの通常利用枠 ※ 19:31～翌8:59の申込時は5万円（後で増枠）	各カードの通常利用枠
家族カード・ETCカード	後日申し込み	同時に申し込み
対象のコンビニ・飲食店での最大7%還元	対象
入会キャンペーン	対象
その他カード機能	すべて同じ

⏰ 即時発行	🚚  通常発行
使えるまでの時間
最短10秒 （申し込み後すぐ）	約1週間 （現物カード到着後）
発行されるもの
現物カード & アプリ上のカード番号 （カード番号のみ即時発行）	現物カード & アプリ上のカード番号
現物カード到着までの時間
約1週間
使える場所
実店舗 & インターネット＊1
利用枠
各カードの通常利用枠 ※ 19:31～翌8:59の申込時は5万円（後で増枠）	各カードの通常利用枠
家族カード・ETCカード
後日申し込み	同時に申し込み
対象のコンビニ・飲食店での最大7%還元
対象
入会キャンペーン
対象
その他カード機能
すべて同じ

ひとつずつ詳しく解説していきます。

違い❶｜使えるまでの時間

即時発行と通常発行の最大の違いは、使えるまでの時間です。

通常発行が約1週間かかるのに対し、即時発行は申し込み後、最短10秒しかかかりません。

これは即時発行の場合、現物カードが届く前に、先行してカード番号だけ発行してもらえるためです。

なお、即時発行も申し込み後1週間ほどで現物のカードが届きます。

違い❷｜使える場所と利用枠

即時発行でカードを作っても、通常発行と同じように買い物できます。

即時発行の申込後に発行されるカード番号を使えば、実店舗でもインターネットでも買い物できるからです。

カード利用枠も、即時発行と通常発行で違いはありません。

ただし、夜間帯（19:31～翌8:59）に即時発行で申し込むと、一時的に5万円に制限されます。

その後、審査が行われ、増枠された正式な利用枠が決まります。

違い❸｜家族カード・ETCカードの申し込みタイミング

通常発行は家族カード・ETCカードを同時に申し込めます。

一方、即時発行は同時の申し込みに対応していないため、後で別途手続きすることになります。

その他のカード付帯機能はすべて同じ

以上、即時発行と通常発行の違いについて書きました。

これ以外のカード付帯機能はすべて同じです。

対象のコンビニ・飲食店での最大7%還元^＊2はもちろん、入会キャンペーンも対象になります。

三井住友カードを即時発行するメリット・デメリット

以上、三井住友カードの即時発行と通常発行の違いでした。

それを踏まえ、ここからは三井住友カードを即日発行するメリット・デメリットについて書いていきます。

即時発行するメリット

即時発行するメリットはなんといってもすぐに使い始められることです。

申し込み後の審査には最短10秒しかかかりません。

発行されたカード番号を使えば、即ネットショッピングも可能です。

カード番号があればApple Pay / Google Payに登録できるので、実店舗での買い物にも使えます。

即時発行するデメリット

即時発行するデメリットは特にありません。

即時発行と通常発行でカードの機能差はなく、そこに「カード番号が早く手に入る」というメリットが上乗せされるだけだからです。

あえてデメリットをあげるなら、家族カードやETCカードを発行したい場合、手続きが二度手間になることくらいでしょう。

通常発行と違い、即時発行では家族カード・ETCカードの同時入会ができません。

そのため、後日あらためて申し込み手続きを行う必要があります。

注意！即時発行できない場合もある

メリットの多い即時発行ですが、実は即時発行できないケースがあります。

下のリストに該当する場合は即時発行できないので注意が必要です。

【結論】三井住友カードの即時発行・通常発行はこっちがおすすめ

ここまで、即時発行と通常発行の違いや、メリット・デメリットを解説しました。

先ほども書きましたが、即時発行は通常発行の上位互換だと言えます。

どちらで発行してもカード自体のスペックは変わりません。にも関わらず、即時発行なら早くカードを使い始められるからです。

そのため、基本的には即時発行で申し込むことをおすすめします。

ただし、先述の「即時発行できない場合」に当てはまる方は、即時発行できない可能性が高いです。通常発行での申し込みをおすすめします。

失敗しない！即時発行の申し込み〜ショッピング利用までの流れ

即時発行の大まかな流れは次のとおりです。

順に解説します。

即時発行の手順❶｜必要書類・携帯電話の用意

申し込み前に必要なものを準備しておくと手続きがスムーズです。

必要なものは次の3つです。

❶は申し込みに必要な事項の入力に、❷は支払い口座の指定に、❸は電話による本人確認のために必要になります。

支払い口座に指定できる主な金融機関は次のとおりです。

口座振替に対応した主な金融機関

都市銀行・ゆうちょ銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
ゆうちょ銀行
インターネット専業銀行・その他銀行
イオン銀行
auじぶん銀行
SBI新生銀行
GMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行
セブン銀行
ソニー銀行
PayPay銀行
UI銀行
楽天銀行（JRE BANK含む）
その他の金融機関
地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合も対象です。詳細は公式サイトをご覧ください。

出典：三井住友カード公式「インターネットで口座振替設定が可能な金融機関一覧」

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即時発行の手順❷｜公式サイトで申込手続きをする

三井住友カードの公式サイトから、申込手続きを開始します。

 三井住友カード（NL）の公式サイトはこちら

 三井住友カード ゴールド（NL）の公式サイトはこちら

手続きの流れは次のとおりです。

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即時発行の手順❸｜アプリをダウンロードしてカード番号を確認

申込情報の入力が終わったら審査が行われます。

審査時間は最短10秒です。

審査に通過したら、Vpassアプリ上にカード番号、氏名、有効期限、セキュリティコードが発行されます。

Vpassアプリでカード情報を表示

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即時発行の手順❹｜発行されたカード番号を使って買い物

発行されたカード番号を使えば、すぐに買い物ができます。

ネットショッピングはもちろん、Apple Pay / Google Payにカードを追加すれば、実店舗でもiDやタッチ決済を利用してショッピングができます。

例としてApple Payへの登録手順を、実際のスクリーンショットとともに解説します。

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即時発行の手順❺｜（後日）1週間ほど待って現物のカードを受け取る

三井住友カードの現物が手元に

その後、1週間ほどすると現物のカードが到着します。

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以上、三井住友カードを即時発行する手順でした。

即時発行といっても手続きが複雑なわけではなく、通常発行と同じように進むことがわかります。

よくある質問

土日・祝日や夜間でも即時発行可能ですか？

365日いつでも即時発行できます。
ただし、夜間帯（19:31～翌8:59）に申し込むと、利用枠が一時的に5万円に制限されます。その後、審査が行われ、増枠された正式な利用枠が決まります。

即時発行で申し込むと、職場に在籍確認の電話はかかってきますか？

即時発行の審査では職場への電話はかかって来ないと考えられます。
審査時間が最短10秒と短いため、職場へ電話をかけることは物理的に不可能だからです。
ただし、認証のために本人あての電話はかかって来ます。

即時発行を利用し、すぐ買い物に使いたいです。気を付けることはありますか？

入力した本人情報などに誤りがあると、審査が長引く可能性があります。落ち着いて正確な情報を記入しましょう。

三井住友カードを即時発行するメリットはなんですか？

使えるまでの時間が短いことです。申し込み後、最短10秒でカード番号が発行されるので、すぐに実店舗やネットショップで使い始められます。

三井住友カードを即時発行するデメリットはなんですか？

デメリットは特にありません。あえて言うと、家族カード・ETCカードは後日別途申し込む必要があるため、手続きが二度手間になるくらいです。

まとめ｜迷ったらこちらの発行方法がおすすめ

今回は三井住友カードの即時発行と通常発行の違いを解説しました。

即時発行と通常発行の最大の違いは、買い物できるようになるまでの時間です。

申し込み後カード番号を入手するまでに、通常発行が約1週間かかる一方、即時発行は最短10秒しかかかりません。

その他、家族カード・ETCカードの発行タイミングの違い（通常発行は同時、即時発行は別途）もありますが、どちらで発行してもカード自体の機能に差はありません。

そのため、迷ったら即時発行を選びましょう。

即時発行は通常発行の「上位互換」です。

即時発行を選べば、シンプルに「カード番号が早く入手できる」メリットがプラスされます。

ただし「即時発行できない条件」に当てはまると、発行できない可能性が高いです。

条件に該当するなら、通常発行の方が間違いありません。

＊2 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
＊2 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
＊2 一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
＊2 通常のポイントを含みます。
＊2 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
＊2 Google Pay™ 、Samsung Walletで、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。