【アンケート調査】ビューカードの国際ブランド徹底解説【おすすめは?】

  2025年3月8日 関連記事へのリンクを追加しました。

ビューカードの国際ブランド選びを徹底解説

ビューカードはVisa・JCB・Mastercardの中から、好きなものを選んで発行できます。

どちらにするか迷いますよね。

ブランドごとに特徴があるので、よく検討することが大切です。

「どれを選んでも同じだろう」と適当に選んでしまうと、発行後に後悔することになりかねません。

そこで今回は、ビューカードの国際ブランドの選び方を徹底解説します。

各ビューカードで選択できる国際ブランド

ビューカードにはさまざまな種類があり、選べる国際ブランドはカードによって異なります。

下表はカードごとの選択可能なブランドです。

カード名
ビューカード スタンダード	○	○	○
ビューカード ゴールド	○	○	×
JRE CARD	○	○	○
ルミネカード	○	○	○
JALカードSuica（普通カード／CLUB-Aカード／CLUB-Aゴールドカード）	×	○	×
大人の休日倶楽部ミドルカード・ジパングカード	○	○	○
ビックカメラSuicaカード	○	○	×

ビューカードの各国際ブランドはこんな人におすすめ

ビューカードの国際ブランドはどれを選べばいいのでしょうか。

おすすめの国際ブランドは人によって異なります。

結論としては、各国際ブランドがおすすめな人は次のとおりです。

国際ブランド	おすすめな人
	海外（特にアメリカ方面）で使う予定がある DMMをよく使う JCB・Mastercardのカードを持っている ルミネカードの入会キャンペーンでポイントをもらいたい
	国内中心で使う予定 DMMをよく使う Visa・Mastercardのカードを持っている ビューカード スタンダード／ゴールド・大人の休日倶楽部カードの入会キャンペーンでポイントを多くもらいたい
	海外（特にヨーロッパ方面）で使う予定がある コストコで使いたい Visa・JCBのカードを持っている

海外でよく使う人にはVisa・Mastercardがおすすめ

国際ブランドを選ぶにあたって、気になるのは加盟店の数ですよね。

せっかくカードを作っても、使えるお店が少ないと意味がありません。

結論としては、国内・海外を含めて加盟店が最も多いのは、VisaとMastercardです。

下のグラフは、国際ブランドごとの加盟店数を表したものです（Nilson Reportの調査にもとづく）。

JCBが4,600万店なのに対し、VisaとMastercardは1.3億店もあります。

そのため、国内だけでなく海外でもビューカードを使いたい方には、VisaかMastercardがおすすめです。

なお、同じ海外でもVisaはアメリカ方面に、Mastercardはヨーロッパ方面に、それぞれ強いと言われています。

国内利用がメインならどのブランドでも問題なし

では、日本国内ではどうでしょうか。

残念ながら、国内の加盟店数に関するデータは見つけられませんでした。

しかし、国内ではどのブランドを選んでも問題ないと考えられます。

JCBは世界的な加盟店数ではVisaやMastercardに劣りますが、日本発の国際ブランドということもあり、国内の加盟店数は多いと考えられるからです。

実際、各ブランドの国内のシェア率を見ても、JCBはVisaに次いでよく利用されています。

万が一、JCBが使えないお店に遭遇した場合も、Visaのプリペイドカードにチャージすれば決済は可能です。

例えば「Kyash」はVisaのプリペイドカードなので、Visa加盟店でも実質ビューカードが使えるようになります。

コストコユーザーにはMastercardがおすすめ

先ほどの通り、国内であればどのブランドを選んでも、使えるお店が少なくて困ることはありません。

しかし、いくつか例外もあります。

その一つがコストコです。コストコではMastercardしか利用できません。

VisaやJCBを選ぶとコストコで使えないので注意しましょう。

DMMユーザーにはVisa・JCBがおすすめ

もう一つの例外がDMMです。

DMMではMastercardが使えません。

DMMで使える国際ブランドが、Visa、JCB、Amex、Dinersとなっているためです。

今持っているカードと違うブランドを選ぶのも手

すでにビューカード以外のカードを持っている場合、そのカードと違うブランドを選ぶのもおすすめです。

これまで説明してきたように、お店によっては特定のブランドが使えない場合があるからです。

複数のブランドを持っておくことで、特定のブランドしか使えないお店でもカードを使えます。

入会キャンペーンのポイントが多いブランドを選ぶ

ビューカードでは入会キャンペーンを実施しています。

キャンペーンの内容はカードごとに異なりますが、カードによっては、国際ブランドに応じてもらえるポイントが変わるものがあります。

そのため、より多くのポイントをもらえるブランドにするのも、おすすめの選び方です。

実施中のキャンペーンの内、ブランドによってポイント数が変化するものは次のとおりです。

カード名	公式サイト
ビューカード スタンダード	公式サイト	最大10,000pt	最大12,000pt	最大10,000pt
ビューカード ゴールド	公式サイト	最大21,000pt	最大27,000pt	（発行不可）
ルミネカード	公式サイト	1,000pt	0pt	0pt
大人の休日倶楽部ミドルカード・ジパングカード	公式サイト	最大3,000pt	最大6,000pt	最大3,000pt

なお、ビューカード スタンダードとゴールドの入会キャンペーンについては、以下の記事で詳しく解説しています。

おすすめの国際ブランドまとめ

以上、ビューカードの国際ブランドについて解説してきました。

まとめると、国際ブランドごとのおすすめの人は次のとおりです。

国際ブランド	おすすめな人
	海外（特にアメリカ方面）で使う予定がある DMMをよく使う JCB・Mastercardのカードを持っている ルミネカードの入会キャンペーンでポイントをもらいたい
	国内中心で使う予定 DMMをよく使う Visa・Mastercardのカードを持っている ビューカード スタンダード／ゴールド・大人の休日倶楽部カードの入会キャンペーンでポイントを多くもらいたい
	海外（特にヨーロッパ方面）で使う予定がある コストコで使いたい Visa・JCBのカードを持っている

ビューカードの国際ブランドについてのアンケート結果

実際にビューカードを発行した人は、どのブランドを選んだか気になりませんか？

そこで、「ビューカード スタンダード（旧：「ビュー・スイカ」カード）」を発行した人にアンケートを取り、選んだブランドとその理由を聞いてみました。

ビューカード スタンダードはビューカードシリーズの中でもベーシックな一枚で、Visa・Mastercard・JCBから国際ブランドを選択できます。

調査はインターネットを使って2025年2月に行い、98人から回答を得ました。

Visaが58%と最も多く、JCBの29%が続く

さっそく結果を見てみましょう。

回答者のみなさんが選んだ国際ブランドは次のとおりです。

選んだ国際ブランド	人数
	57人（58%）
	28人（29%）
	13人（13%）

選んだ理由で最も多いのは「使える店の多さ」

なぜそのブランドを選んだか、理由も聞いてみました（複数回答可）。

結果は次のとおりです。

そのブランドを選んだ理由	人数
使えるお店が多いと思ったから	50人
所有している他のカードと違うブランドを持ちたいと思ったから	35人
有名だから・信頼できるから	21人
今までも他のカードで使っていたブランドだから	9人
キャンペーンでポイントがもらえるから	6人
ディズニー関連の特典があるから	2人
その他	7人

やはり使えるお店の多さを重視する人が多いことがわかりますね。

今持っているカードと違うブランドにした、という声も多かったです。

先ほども書きましたが、お店によっては特定のブランドが使えないこともあります。

複数のブランドを持っておくと、そういったお店に遭遇してもカードで決済できます。

Visaを選んだ理由は「使える店が多いから」が多い

つづいて、各ブランドごとに選んだ理由をまとめました。

はじめにVisaの結果です。

Visaを選んだ理由	人数
使えるお店が多いと思ったから	41人
所有している他のカードと違うブランドを持ちたいと思ったから	11人
有名だから・信頼できるから	15人
今までも他のカードで使っていたブランドだから	5人
キャンペーンでポイントがもらえるから	3人
ディズニー関連の特典があるから	0人
その他	3人

「使えるお店が多いから」という理由で選ぶ人が多いですね。

次に「有名だから・信頼できるから」という理由がつづきます。

CMでよく見かけ、知名度もあるため、「国際ブランドといえばVisa」というブランドがしっかり形成されていることが伺えます。

Visaを選んだ理由（抜粋）

JCBを選んだ理由は「持っていないから」が多い

次にJCBです。

JCBを選んだ理由	人数
使えるお店が多いと思ったから	6人
所有している他のカードと違うブランドを持ちたいと思ったから	13人
有名だから・信頼できるから	6人
今までも他のカードで使っていたブランドだから	4人
キャンペーンでポイントがもらえるから	3人
ディズニー関連の特典があるから	2人
その他	3人

「所有している他のカードと違うブランドを持ちたかった」という理由が最多でした。

また、「日本の国際ブランドで安心できるから」「応援したいから」のように、JCBというブランド自体への愛着を感じさせる理由があったのも印象的でした。

JCBを選んだ理由（抜粋）

Mastercardを選んだ理由は「持っていないから」が多い

最後にMastercardです。

Mastercardを選んだ理由	人数
使えるお店が多いと思ったから	3人
所有している他のカードと違うブランドを持ちたいと思ったから	11人
有名だから・信頼できるから	0人
今までも他のカードで使っていたブランドだから	0人
キャンペーンでポイントがもらえるから	0人
ディズニー関連の特典があるから	0人
その他	1人

JCBと同様、「所有している他のカードと違うブランドを持ちたかった」という理由が1位でした。

JCBとの違いは、Mastercardを選んだ人のほとんどがこの理由で選んでいることです。

Mastercardを選んだ理由（抜粋）

まとめ：ビューカードの国際ブランドについてのアンケート結果

以上、ビューカードの国際ブランドに関するアンケート調査の結果でした。

まとめると次のようになります。

ビューカードの国際ブランドを変えるには新規申込が必要

所有しているビューカードの国際ブランドを変更したい方もいるかもしれません。

しかし、ビューカードは一度発行すると国際ブランドを変更できません。

違うブランドを使いたい場合、新規でビューカードを発行することで実質的なブランドの変更が可能です。

カードを発行すると、カード番号・有効期限などが新しく設定されます。そのため、公共料金などの支払いにカードを登録している場合、再登録が必要になります。

まとめ

今回はビューカードの国際ブランドについて解説しました。

選べる国際ブランドにはVisa・JCB・Mastercardがありますが、おすすめのブランドは人によって異なります。

各ブランドがおすすめな人は次のとおりです。

国際ブランド	おすすめな人
	海外（特にアメリカ方面）で使う予定がある DMMをよく使う JCB・Mastercardのカードを持っている ルミネカードの入会キャンペーンでポイントをもらいたい
	国内中心で使う予定 DMMをよく使う Visa・Mastercardのカードを持っている ビューカード スタンダード／ゴールド・大人の休日倶楽部カードの入会キャンペーンでポイントを多くもらいたい
	海外（特にヨーロッパ方面）で使う予定がある コストコで使いたい Visa・JCBのカードを持っている

また、実際にビューカードを発行した人を対象にしたアンケートも実施しました。

アンケートの結果からわかったことは次のとおりです。