MENU

JCBカードWはマイルを手軽に貯めたい人向け!マイル還元率や貯め方は?

✍️ AIで代筆せず管理人の手で書いています。

2025年11月28日 関連記事へのリンクを追加しました。

旅行が好きだから、マイルを貯めておトクに飛行機に乗りたいな。
年会費無料でマイルを貯めやすいカードってないの?

JCBカードWはポイント還元の優秀さで人気です。

しかし、実はマイルを貯めやすいカードでもあります。

「有料の航空系カードはハードルが高いから、無料のカードで手軽にマイルを貯めてみたい」ーーといった方におすすめの一枚です。

今回はそんなJCBカードWについて、具体的なマイル還元率や他のカードとの比較、効率のいいマイルの貯め方を徹底的に解説します。

かづき

年会費無料のカードで気軽にマイルを貯めたい方におすすめの記事です。ぜひ最後までご覧ください。

JCBカードWで手軽にマイルを貯めてみませんか

JCBカードWの券面写真
JCBカードW
JCBカードWの券面写真
JCBカードW
この記事を読むと…
  • JCBカードWのマイル還元率がわかる
  • JCBカードWのマイル還元率が他のカードと比較して優秀かわかる
  • JCBカードWを使った効率的なマイルの貯め方がわかる

JCBカードWは入会資格が「39歳以下」なので、40歳以上の方は発行できません。入会時点で39歳以下であれば、その後40歳を超えても持ちつづけることは可能です。

この記事を書いた人
  • カードの研究が趣味の会社員
  • 累計カード発行枚数は約30枚
  • 月50,000人が訪れる当サイトの管理人

≫ もっと詳しく

👇記事に関する質問はこちらまで

タップできる目次

JCBカードWのマイル還元率

かづき

まずはJCBカードWのマイル還元について、基本的なことを解説します。

Oki Dokiポイントをマイルに交換できる

JCBカードWで買い物をしてもマイルは貯まりません

マイルではなく「Oki Dokiポイント」が貯まります。

しかし、Oki Dokiポイントはマイルに交換できるため、間接的にJCBカードWでマイルを貯めることが可能です。

Oki Dokiポイントを交換してマイルを獲得

JCBカードWのマイル還元率は0.6%

JCBカードWで買い物をすると、通常1,000円につきOki Dokiポイントが2pt貯まります。

Oki DokiポイントはANAマイルとJALマイルに下表のレートで交換可能です。

Oki Dokiポイントのマイル交換レート

マイル交換レート
ANAマイルOki Dokiポイント1pt → ANAマイル3マイル
JALマイルOki Dokiポイント1pt → JALマイル3マイル

ANA、JALともに1pt → 3マイルのレートです。

以上から、JCBカードWで買い物をすると、1,000円につき実質6マイル貯まることになります。

JCBカードWは1,000円の買い物につき6マイル貯まる

1,000円につき6マイルなので、マイル還元率にすると0.6%です。

この章のPOINT
  • JCBカードWはマイルではなくOki Dokiポイントが貯まる
  • Oki Dokiポイントはマイルに交換できるため、間接的にマイルを貯めることは可能
  • JCBカードWのマイル還元率は0.6%

JCBカードWのマイル還元率は他のカードより高い?低い?

JCBカードWのマイル還元率は0.6%か。
これって他のカードと比べて高いの?

かづき

他のカードのマイル還元率と比較してみましょう。
「年会費無料カード」と「航空系カード」に分けて解説します。

年会費無料カードとの比較

楽天カードの券面
楽天カード
dカードの券面
dカード
au PAY カードの券面
au PAY カード
リクルートカードの券面
リクルートカード
PayPayカードの券面
PayPayカード

まずは、他の年会費無料カードとJCBカードWのマイル還元率を比較してみましょう。

人気の年会費無料カードのうち、基本ポイント還元率が優秀(JCBカードWと同じ1.0%以上)な五枚を選びました。

選んだ年会費無料カード

  • 楽天カード
  • dカード
  • au PAY カード
  • リクルートカード
  • PayPayカード

いずれも買い物で貯まるのは、そのカード独自のポイントでマイルではありません。

そのため、規定のレートでポイントをマイルに交換する必要があります。

各カードの交換レートと交換後のマイル還元率は下表のとおりです。

年会費無料カードのマイル還元率

基本ポイント還元率交換レート最終マイル還元率
楽天カード
1.0%楽天ポイント2pt → JALマイル1マイル0.5%
楽天ポイント2pt → ANAマイル1マイル
dカード
1.0%dポイント1,000pt → JALマイル500マイル0.5%
au PAY カード
1.0%Pontaポイント2pt → JALマイル1マイル0.5%
リクルートカード
1.2%リクルートポイント2pt → Pontaポイント2pt → JALマイル1マイル0.6%
PayPayカード
1.0%PayPayポイントからマイルへ直接交換する方法はなし

表からわかるのは、年会費無料のカードはマイル還元率0.5%のものが多いということです。

JCBカードWのマイル還元率0.6%は、年会費無料カードの中では優秀な部類に入ります。

かづき

ポイント還元率が1.0%あっても、マイルへの交換レートが50%と低いため、最終的なマイル還元率は0.5%まで下がってしまうんですね。

航空系カードとの比較

ANA JCB一般カード
ANA一般カード
JAL普通カードの券面
JAL普通カード

つづいては、本家航空系カードとJCBカードWのマイル還元率を比較します。

ANAカードとJALカードのうち、年会費がJCBカードWに近い「一般カード」を選びました(いずれも年会費2,200円)

選んだ航空系カード

  • ANA一般カード
  • JAL普通カード

先ほどの年会費無料カードと違い、こちらはポイントではなく直接マイルが貯まります

また、どちらのカードも、

  • 通常のコース
  • 追加課金によりマイルが貯まりやすくなるコース

のいずれかを選べます。

「追加課金」とは、通常のカード年会費にプラスして課金することを指し、これによりマイル還元率を上乗せできます。

各カードのコースごとの維持コストとマイル還元率は、下表のとおりです。

航空系カードのマイル還元率

選択コース維持コストマイル還元率
ANA一般カード
5マイルコース2,200円 / 年(カード年会費)0.5%
追加課金
10マイルコース
7,700円 / 年(カード年会費+10マイルコース年会費)1.0%
JAL普通カード
通常(ショッピングマイル・プレミアム未加入)2,200円 / 年(カード年会費)0.5%
追加課金
ショッピングマイル・プレミアム
7,150円 / 年(カード年会費+ショッピングマイル・プレミアム年会費)1.0%

いずれも追加課金しない場合、マイル還元率は0.5%とJCBカードWの0.6%より低いです。

しかし、追加課金すると1.0%になり、JCBカードWを上回ります

かづき

追加課金するとJCBカードWのマイル還元率を上回りますが、年会費が必要です。
いくら使うと年会費をペイできるのか次章で解説します。どちらを選べばいいかわかりますよ。

この章のPOINT
  • JCBカードWのマイル還元率0.6%は、年会費無料カードの中では優秀
  • 航空系カードは追加課金によりマイル還元率が1.0%にアップし、JCBカードWの0.6%を上回る

航空系カードとJCBカードWのどちらを選ぶべき?損益分岐点を計算

航空系カードはマイル還元率が1.0%まで上がるけど、課金が必要なんだね。
いくら使えば課金した分の元が取れるの?

かづき

損益分岐点を計算してみましょう。

ANA一般カードとJCBカードWの損益分岐点

どちらを選ぶべき?

ANA JCB一般カード
ANA一般カード

VS

JCBカードWの券面
JCBカードW

どちらを選ぶべき?

ANA JCB一般カード
ANA一般カード

VS

JCBカードWの券面
JCBカードW

ANA一般カードをマイル還元率1.0%で運用する場合、年間維持コストは7,700円(税込)です(10マイルコース選択時)

ANA一般カードの年間維持コストの内訳

  • カード年会費:2,200円(税込)
  • 10マイルコース年会費:5,500円(税込)

この7,700円をマイルに換算します。1マイルの価値を2円とすると、7,700円=3,850マイルです。

ただし、ANA一般カードは「継続マイル」として毎年1,000マイルもらえます。

したがって、ANA一般カードの実質的な年間維持コストは、3,850 – 1,000 = 2,850マイルとなります。

ANA一般カード(1.0%)とJCBカードW(0.6%)のマイル還元率の差は0.4%です。

この差分0.4%で2,850マイル獲得するには、2,850マイル ÷ 0.4% = 712,500円必要なので、損益分岐点は712,500円(月額59,375円)となります。

利用額ごとの推奨カード

年間利用額選ぶべきカード
712,500円以上ANA一般カード
712,500円未満JCBカードW

※ マイルの価値には諸説あります。

JAL普通カードとJCBカードWの損益分岐点

どちらを選ぶべき?

JAL普通カードの券面
JAL普通カード

VS

JCBカードWの券面
JCBカードW

どちらを選ぶべき?

JAL普通カードの券面
JAL普通カード

VS

JCBカードWの券面
JCBカードW

JAL普通カードをマイル還元率1.0%で運用する場合、年間維持コストは7,150円(税込)です(ショッピングマイル・プレミアム入会時)

JAL普通カードの年間維持コストの内訳

  • カード年会費:2,200円(税込)
  • ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円(税込)

この7,150円をマイルに換算します。1マイルの価値を2円とすると、7,150円=3575マイルです。

ただし、JAL普通カードは初回搭乗ボーナスとして毎年1,000マイルもらえます。

初回搭乗ボーナスは、毎年最初にJAL便に乗ったときにもらえます。

そこで、

  • 年に1回もJAL便に乗らない場合
  • 年に1回以上JAL便に乗る場合

に分けて損益分岐点を計算します。

かづき

自分のJAL便の利用状況に合った方をご覧ください。

※ マイルの価値には諸説あります。

JAL便に年1回も乗らない場合

年1回もJAL便に乗らない場合、初回搭乗ボーナスはもらえないため、考慮する必要がありません。

そのため、JAL普通カードの年間維持コストは、先述のとおり3,575マイルとなります。

JAL普通カード(1.0%)とJCBカードW(0.6%)のマイル還元率の差は0.4%です。

この差分0.4%で3,575マイル獲得するには、3,575マイル ÷ 0.4% = 893,750円必要なので、損益分岐点は893,750円(月額74,479円)となります。

利用額ごとの推奨カード

年間利用額選ぶべきカード
893,750円以上JAL普通カード
893,750円未満JCBカードW

JAL便に年1回は乗る場合

先述のとおり、JAL普通カードの年間維持コストは3,575マイルです。

しかし、初回搭乗ボーナスとして1,000マイルもらえるため、実質的な年間維持コストは、3,575 – 1,000 = 2,575マイルとなります。

JAL普通カード(1.0%)とJCBカードW(0.6%)のマイル還元率の差は0.4%です。

この差分0.4%で2,575マイル獲得するには、2,575マイル ÷ 0.4% = 643,750円必要なので、損益分岐点は643,750円(月額53,646円)となります。

利用額ごとの推奨カード

年間利用額選ぶべきカード
643,750円以上JAL普通カード
643,750円未満JCBカードW
この章のPOINT
  • ANA一般カードとJCBカードWの損益分岐点は「712,500円(月額59,375円)
  • JAL普通カードとJCBカードWの損益分岐点は次のとおり
    • JAL便に年1回も乗らない場合は「893,750円(月額74,479円)
    • JAL便に年1回は乗る場合は「643,750円(月額53,646円)
かづき

以上、航空系カードとJCBカードWの損益分岐点でした。

実はJCBカードWには還元率がアップする「特約店」があります。
特約店利用時のマイル還元率は0.6%を超えるため、特約店を使えば使うほど損益分岐点はさらに上がります
特約店の詳細は次章をご覧ください。

JCBカードWを使った効率的なマイルの貯め方

JCBカードWを使って効率的にマイルを貯める方法ってあるの?

かづき

「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の加盟店を積極的に利用しましょう。

「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」加盟店でマイルを貯める

ここまで見てきたように、JCBカードWのマイル還元率0.6%は、年会費無料のカードとしては優秀です。

たいていの年会費無料カードのマイル還元率を上回りますし、年間利用額によっては航空系カードより効率的にマイルを貯められます。

しかし、JCBカードWは使い方次第で、より多くのマイルを貯められる強力なカードに変わります。

使い方次第でさらにマイル還元率アップ

JCBカードWの券面

使い方次第でさらにマイル還元率アップ

JCBカードWの券面

その使い方とは「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」の加盟店でカードを利用することです。

優待店であるJCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店では、獲得できるポイントが増えるからです。

獲得できるポイントが増えるため、当然マイル還元率もアップします。

かづき

JCBカードWが真価を発揮するのは、JCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店を利用したときです。
嬉しいことにJCB ORIGINAL SERIESパートナーには、100以上ものお店が加盟しています。

代表的な加盟店のマイル還元率

JCBカードWとスターバックスの店内
JCBカードWとスターバックスの店内

下表は代表的なJCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店と、そのマイル還元率です。

主な加盟店とマイル還元率

加盟店マイル還元率
スターバックス
(スターバックスカードへのチャージ)
3.3%
Amazon.co.jp1.2%
メルカリ0.9%
イトーヨーカドー1.2%
セブン-イレブン1.2%
ローソン1.2%
ビックカメラ/ビックドラッグ0.9%
apollostation、出光SS、シェルSS0.9%
やよい軒0.9%
洋服の青山1.8%
一休.com(宿泊予約)0.9%

その他の加盟店はJCB ORIGINAL SERIESパートナー公式サイトをご確認ください。

加盟店でのマイル還元率は最低でも0.9%、最大で3.3%と、航空系カードの1.0%と同等かそれを凌駕することがわかります。

かづき

年会費無料にも関わらず、これだけのマイル還元率を実現できるカードはまずありません。

この章のPOINT
  • JCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店では、JCBカードWのマイル還元率がさらにアップする
  • 加盟店でのマイル還元率は航空系カードの1.0%と同等またはそれ以上

よくある質問

Oki Dokiポイントからマイルに交換すると手数料はかかりますか?

手数料は無料です。

Oki Dokiポイントからマイルに交換するには、最低いくらのポイントが必要ですか?

最低500ポイント必要で、以降1ポイント単位で交換できます。

Oki Dokiポイントやマイルの有効期限は?

有効期限はOki Dokiポイントが2年(JCBカードW使用時)、ANAマイルとJALマイルが3年です。
Oki Dokiポイントを有効期限ギリギリまで保有した後マイルに交換すれば、有効期限を実質5年に延ばすことができます。

JCBカードWを使っても、Oki Dokiポイントが付与されない利用先はありますか?

いくつかありますが、特に注意が必要なのは「電子マネーチャージ利用分」です。Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA・モバイルPASMO・nanacoなどが該当します。詳細は公式サイトをご確認ください。

結論:JCBカードWは手軽にマイルを貯めるのに最適な一枚

今回はJCBカードWのマイル還元について、他のカードとの比較や効率的な貯め方を解説しました。

POINT
  • JCBカードWのマイル還元率は0.6%
  • マイル還元率0.6%は年会費無料カードの中では優秀
  • 航空系カードは追加課金によりマイル還元率が1.0%にアップし、JCBカードWの0.6%を上回る
  • ANA一般カードとJCBカードWの損益分岐点は「712,500円(月額59,375円)
  • JAL普通カードとJCBカードWの損益分岐点は次のとおり
    • JAL便に年1回も乗らない場合は「893,750円(月額74,479円)
    • JAL便に年1回は乗る場合は「643,750円(月額53,646円)
  • JCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店では、JCBカードWのマイル還元率がさらにアップする

JCBカードWのマイル還元率は0.6%と、年会費無料カードの中では優秀です。

年会費のかかる航空系カードと比較しても、年間利用額が65万〜90万円以下であればJCBカードWの方がコスパが高くなる可能性があります。

そのため「年会費無料のカードで手軽にマイルを貯めてみたい」という方にとって、JCBカードWはベストな一枚になるでしょう。

JCB ORIGINAL SERIESパートナーの加盟店ではマイル還元率がさらにアップするため、これらのお店をよく利用する方には特におすすめです。

関連記事

コメント

コメントする

タップできる目次