JCBプラチナの損益分岐点は下げられる!年会費のペイは意外に簡単!
JCBプラチナの年会費って、いくら使えば元が取れるの…?
JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)です。
プラチナカードとしては特別高くはありません。しかし、年会費に見合った活用ができるのか、不安になる方も多いでしょう。
そこで今回は、発行を迷っている方に向けて、JCBプラチナの損益分岐点がいくらなのかお伝えします。
また、使い方によっては、JCBプラチナの損益分岐点は下げることも可能です。そのような使い方についても詳しく解説します。
自分に年会費がペイできるかわかりますよ。
- JCBプラチナの損益分岐点がわかる
- JCBプラチナの損益分岐点を下げる使い方がわかる
- 自分に年会費をペイできるかわかる
JCBプラチナの損益分岐点をパターンごとに算出
国際ブランド | JCB |
年会費 | 27,500円(税込) |
還元率 | 0.5%〜10.0% |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
* 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
JCBプラチナの年会費27,500円(税込)をペイするには、いくらの利用が必要か考えていきます。
ただし、JCBプラチナには多くの特典があるため、どの特典を使うかで損益分岐点が変わってきます。
そこで利用パターンごとに分けて、損益分岐点を考えていきたいと思います。
初年度の損益分岐点は117,500円
初年度の年会費は入会キャンペーンでペイできます。
JCBでは2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)の新規入会で、最大64,500円がキャッシュバックされるキャンペーンを実施中です。
このキャンペーンを利用して、JCBプラチナの初年度の年会費(27,500円(税込))を回収可能です。
キャンペーンは4種類あり、4つの合計で最大64,500円のキャッシュバックを受けられます。
キャンペーン | キャッシュバック金額 |
---|---|
❶ Amazonの利用でキャッシュバック | (上限30,000円) | Amazonでカードを利用した金額の20%
❷ Apple Pay・Google Pay・MyJCB Payの利用でキャッシュバック | (上限3,000円) | Apple Pay・Google Pay・MyJCB Payで支払いをした金額の20%
❸ 30万円利用でキャッシュバック | 30万円分カードを利用すると27,500円 |
❹ 家族カード入会でキャッシュバック | (上限4,000円) | 家族カード1枚につき2,000円
最小限金額で年会費をペイするには、❶❷❹のキャンペーンを利用します。
❹の家族カードの発行で4,000円もらえるので、27,500円(年会費) – 4,000円で残りは23,500円。
この23,500円を、❶または❷のキャンペーンを利用して回収しましょう。
❶❷いずれも利用金額の20%がキャッシュバックされるため、損益分岐点は117,500円です(117,500円 × 20% = 23,500円)。
家族カードを発行しない人は?
家族カードを発行しない場合、年会費27,500円(税込)を❶または❷を利用して回収します。
この場合は、137,500円が損益分岐点となります(137,500円 × 20% = 27,500円)。
通常利用のみの場合の損益分岐点
初年度は入会キャンペーンが使えるとして、2年目以降の損益分岐点はどうなるの?
JCBプラチナの基本還元率は0.5%※です。
※ 1ポイント=5円のレートで交換した場合
還元率0.5%は決して高いとは言えません。しかし、JCBプラチナには「JCBスターメンバーズ」という還元率アップの仕組みが用意されています。
下表のように、年間利用額が多いほど次年度の還元率が上がり、最大1.0%までアップします。
年間利用額 | メンバーランク名称 | 次年度還元率 |
---|---|---|
300万円〜 | ロイヤルαPLUS | 1.00% |
100万円〜 | スターαPLUS | 0.80% |
50万円〜 | スターβPLUS | 0.65% |
30万円〜 | スターePLUS | 0.60% |
0円〜 | なし | 0.50% |
メンバーランクなし(還元率0.5%)の場合、年会費のペイには年550万円の利用が必要です(損益分岐点は550万円)。
しかし、メンバーランクを最高のロイヤルαPLUS(還元率1.0%)まで上げれば、損益分岐点は275万円まで下がります。
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特約店利用を利用した場合の損益分岐点
JCBスターメンバーズの最高ランクでも、損益分岐点は275万円か…。
特約店を活用すれば、損益分岐点をもっと下げられますよ。
JCBには「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という特約店制度があります。
100以上のお店が加盟していて、JCBプラチナで買い物すると、ポイント還元率がアップします。
代表的なお店と還元率
店舗 | 還元率 |
---|---|
Amazon.co.jp | 1.5% |
メルカリ | 1.0% |
イトーヨーカドー | 1.5% |
スターバックス | 10.0% |
セブン-イレブン | 1.5% |
ローソン | 1.5% |
ビックカメラ/ビックドラッグ | 1.0% |
apollostation、出光SS、シェルSS | 1.0% |
やよい軒 | 1.0% |
洋服の青山 | 2.5% |
一休.com(宿泊予約) | 1.0% |
JCBプラチナの基本還元率が0.5%なのに対し、最低でも1.0%、高いものでは10%(!)に及ぶお得な制度です。
この特約店での還元率を「ざっくり1.5%」とした場合、損益分岐点がいくらになるか算出してみましょう。
特約店の還元率を1.5%とした場合
年間利用額 | 還元率1.5%とした場合の 獲得ポイント | 獲得ポイントと 年会費(27,500円)の差額 |
---|---|---|
100万円 | 15,000円相当 | –12,500円 |
150万円 | 22,500円相当 | –5,000円 |
184万円 | 27,600円相当 | +100円 |
200万円 | 30,000円相当 | +2,500円 |
250万円 | 37,500円相当 | +10,000円 |
300万円 | 45,000円相当 | +17500円 |
上の表からわかるように、184万円の利用で獲得ポイントが年会費(27,500円(税込))を上回ります。
しかし、実際には還元率1.5%以外の特約店も利用するでしょうし、特約店でないお店も利用するはずです。
そこで次はそのような点も考慮の上、実際に近いものでシミュレーションし、獲得ポイントを算出してみました。
店舗 | 還元率 | 年間利用額 | 獲得ポイント | |
---|---|---|---|---|
特約店 | ネット通販 (Amazon.co.jp) | 1.5% | 200,000円 | 3,000円相当 |
スーパー (イトーヨーカドー) | 1.5% | 600,000円 | 9,000円相当 | |
カフェ (スターバックス) | 10.0% | 50,000円 | 5,000円相当 | |
コンビニ (セブン-イレブン) | 1.5% | 100,000円 | 1,500円相当 | |
ドラッグストア (ウエルシア) | 1.0% | 200,000円 | 1,500円相当 | |
家電量販店 (ビックカメラ) | 1.0% | 100,000円 | 750円相当 | |
旅行 (一休.com) | 1.0% | 60,000円 | 600円相当 | |
特約店以外 | 0.8%※ | 770,000円 | 6,160円相当 | |
合計 | – | 2,080,000円 | 27,510円相当 |
※ JCBスターメンバーズのランクは「スターαPLUS(還元率0.8%)」として計算
特約店を表のように使った場合、200万円ほどの利用で年会費をペイできることがわかります(損益分岐点は200万円程度)。
人によって利用する特約店はバラバラなので、年会費をペイできる利用額も変わってきます。
おおまかな目安として考えていただけたらと思います。
グルメ・ベネフィットを利用した場合の損益分岐点
JCBプラチナならではの特典を使えば、さらに損益分岐点が下がりますよ。
JCBプラチナには「グルメ・ベネフィット」という特典が付帯しています。
グルメ・ベネフィットは、対象のレストランを2人以上で予約すると、1人分が無料になるサービスです。
仮に1人分を10,000円だとすると、1回の利用で10,000円分お得になります。
そのため、年3回利用すれば年会費(27,500円(税込))をペイできることになります。
年3回高級レストランを楽しむ方なら、それだけで損益分岐点はクリアですね。
年2回や年1回だとどうなの?
年2回、年1回の利用でも、損益分岐点は大幅に下がります。
年2回利用の場合、20,000円分お得になるので、年会費27,500円 – 20,000円 で残りは7,500円。
7,500円相当のポイントを通常利用で獲得するには、94万円の利用が必要です※。
年1回利用の場合、10,000円分お得になるので、年会費27,500円 – 10,000円 で残りは17,500円。
17,500円相当のポイントを通常利用で獲得するには、219万円の利用が必要です※。
※ JCBスターメンバーズのランクをスターαPLUS(還元率0.8%)とした場合
プライオリティ・パス利用の場合の損益分岐点
JCBプラチナには「プライオリティ・パス」が無料で付帯します。
プライオリティ・パスは、世界中約1,300ヵ所以上の空港のラウンジ・飲食店を、無料で利用できるサービスです。
JCBプラチナに付帯するのは、最上級会員の「プレステージ」ですが、通常だと429米ドルと4万円以上の年会費がかかります。
そのため、プライオリティ・パス利用者であれば、JCBプラチナを発行するだけで損益分岐点をクリアできてしまいます。
JCBゴールドとの損益分岐点
下位カードのJCBゴールドを選ぶのもアリかもな…。
JCBゴールドとの損益分岐点を考えてみましょう。
国際ブランド | JCB |
年会費 | 11,000円(税込) |
還元率 | 0.5%〜10.0% |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
* 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
JCBゴールド
JCBプラチナの年会費は27,500円(税込)なので、JCBゴールドとの差は16,500円です。
この年会費の差を回収するには、グルメ・ベネフィット2回の利用が必要です(1回あたり1万円分お得になると仮定)。
グルメ・ベネフィットはJCBプラチナに付帯して、JCBゴールドには付帯しない特典です。
そのため「グルメ・ベネフィットを年2回以上使うか」が、一つの判断基準になるでしょう。
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年会費の安いプラチナカードを選ぶのもアリ
JCBプラチナの損益分岐点って、思ったより高いんだな…。
年会費の安いプラチナカードなら、損益分岐点はもっと低くなりますよ。
「JCBプラチナの損益分岐点が想定より高かった…」という方は、年会費の安いプラチナカードを検討するのも手です。
おすすめは「UCプラチナカード」です。
国際ブランド | Visa |
年会費 | 16,500円(税込) |
還元率 | 1.0%〜 |
ポイント名 | UCポイント |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
\詳細やお申し込みは公式サイトで/
UCプラチナカードは、プラチナカードとしては格安の16,500円という年会費が特徴です。
この価格帯にも関わらず、コンシェルジュやレストランでの1名分無料サービスを利用可能となっています。
さらに、還元率1.0%と高還元なのも嬉しいポイントです。
還元率1.0%なので、年会費16,500円をペイするには、年165万円の利用が必要です(損益分岐点は165万円)。
- 利用額に応じたボーナスポイント
- 「一休レストラン」「一休.com」「Yahoo!トラベル」でポイント4倍(2.0%還元)
- 全国約200店舗のレストランでコース料理1名分無料
- 高級レストランで使える5,000円相当のクーポン
- プライオリティ・パスを年6回まで利用可能
- 国内主要空港のラウンジを利用可能
- 人気のチケットを会員限定で先行予約・割引購入できる
- スマートフォン・PCなど端末の修理費用を年間3万円まで補償
- 会員限定WEBマガジン「TRANSENSE」
年会費以上の価値あり!JCBプラチナのその他の特典
JCBプラチナには、他にも多くの特典が付帯しています。
ポイントやキャッシュバック目的のものでは無いため、損益分岐点には直接影響ありません。
しかし、どれもサービスとしての質が高く、年会費を払う価値のあるものばかりです。
コンシェルジュデスクで時間を節約
JCBプラチナ会員は、コンシェルジュデスクを24時間365日利用できます。
飲み会のお店探しを依頼したり、旅行で使うホテルを探してもらったりと、コンシェルジュデスクは、作業を外注することで時間を節約できるサービスといえます。
筆者もJCBプラチナのコンシェルジュには、さまざまなお願いをしてきました。
いつも対応がすばらしく、こちらの要望に真摯に応えてくださいます。
実際に依頼した内容
- 旅先の京都で、夏の風物詩である鱧(はも)がふと食べたくなり、おすすめのお店を探してもらい予約まで取ってもらう
- 雑誌で見かけた美味しそうなチョコレートの、在庫があるお店を探してもらう
- 自分の体型に合う服が見つからず、ブランド探しを手伝ってもらう
京都駅ビルやUSJのラウンジでくつろげる
JCBプラチナならではの特典として、会員専用ラウンジを利用できる点があげられます。
京都駅ビル内のラウンジでは、ソフトドリンク(無料)を飲んで観光の合間に一息つくことができます。
USJのラウンジは「ザ・フライング・ダイナソー」施設内に設置されており、アトラクションの優先搭乗が可能です。
手厚い付帯保険で、万が一のときも安心
JCBプラチナは付帯保険の補償が手厚いのも特徴です。
旅行傷害保険、航空機遅延保険、スマートフォンの破損に対する保険、ショッピング保険といった保険で、もしもの時に備えられます。
同クラスのプラチナカードに比べて補償額も高い傾向にあり、持っていると安心感があります。
保険の種類 | 補償額 | |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 (利用付帯) | 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 最高1,000万円 | |
疾病治療費用 | 最高1,000万円 | |
賠償責任 | 最高1億円 | |
携行品損害 | 最高100万円 | |
救援者費用等 | 最高1,000万円 | |
国内旅行傷害保険 (利用付帯) | 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院日額 | 5,000円 | |
手術 | 入院日額×倍率 (10倍、20倍または40倍) | |
通院日額 | 2,000円 | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 最高500万円 (自己負担額3,000円) |
国内 | 最高500万円 (自己負担額3,000円) | |
JCBスマートフォン保険 (利用付帯) | - | 年間最大50,000円 (自己負担額10,000円) |
その他にも、JCBプラチナには素晴らしいサービスがたくさん付帯しています。
実際に使って「JCBプラチナはすごい」と感じた理由を、以下の記事にまとめています。こちらもぜひご覧ください。
まとめ
今回は、JCBプラチナの損益分岐点について考えてみました。
初年度は入会キャンペーンにより、117,500円の利用で年会費を回収可能です。
2年目以降は、特約店を活用する方であれば、年200万円程が損益分岐点の目安です。
グルメ・ベネフィットは1名分のコース料金が無料になるので、年3回利用するだけで年会費をペイできます。
プライオリティ・パスが無料で付帯するので、利用している方にとっては、それだけで年会費分の価値があります。
\豊富な特典で最上級を体験/
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最大64,500円キャッシュバック!
2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
- 新規入会&条件達成で最大64,500円キャッシュバック!
- 年会費2年分を回収でき、気軽にカードを試せます!
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