【実物写真あり】PayPayカードのデザインを解説【グッドデザイン賞】
実物写真でデザインをチェック
PayPayカードを発行しようかな。
実物のデザインはどんな感じ?
クレジットカードを発行するときに、券面のデザインは気になりますよね。
いくら特典が充実していても、デザインがいまいちだと魅力も半減してしまいます。
でも、公式サイトの画像だけでは、デザインの良し悪しはわかりづらいものです。
そこで今回は、実際にPayPayカードを発行した筆者が、券面デザインを詳しく解説します。
実物の写真も掲載しているので、公式サイトの画像ではわからない詳細まで確認できますよ。
PayPayカードはグッドデザイン賞を受賞した、デザイン的にも評価されたカードです。
- PayPayカードのデザインを実物写真で確認できる
PayPayカードのデザインを実物写真でチェック
それでは、PayPayカードの券面デザインを、実物写真をもとに見ていきましょう。
イメージしやすいように、色々な角度から撮影し、色味もできるだけ実物に近くなるように調整していますよ。
表面のレイアウトをチェック
まずはカード表面のデザインを見ていきましょう。
PayPayカードはナンバーレスデザインが採用されています。
そのため、カード番号や有効期限、セキュリティーコードは表面・裏面ともに記載されておらず、必要最小限の要素だけでデザインされています。
最近のトレンドをおさえたシンプルなデザインです。
ナンバーレスにすることで、カード番号などを盗み見されるリスクも減り、機能面でも優れています。
左側にPayPayの「P」のロゴが大きく配置されています。
PayPayといえば赤のイメージですが、PayPayカードはグレーなので、いかにもPayPayといった見た目ではありません。
どちらかといえばシックな印象ですね。
ブランドロゴ、ICチップ、タッチ決済マークは、すべて右側に配置されています。
ブランドロゴは右上に配置
ブランドロゴの位置は右上です。
一般的に、ブランドロゴは右下にあるカードが多いです。
ロゴが右上
ロゴが右下
PayPayカードが右上なのは、複数枚のカードを発行したときに、各カードの国際ブランドが一目でわかるようにしたためではないでしょうか。
カードを財布から取り出すときに、ロゴが右上だと目につきやすく、どのブランドか判別しやすいです。
PayPayカードは最大3枚まで発行可能です(Visa、Mastercard、JCBそれぞれ1枚ずつ)。
複数のブランドのカードを持つことで、利用できるお店が広がったり、目的に合わせてカードを使い分けられます。 PayPayカードは複数枚の発行ができる
ICチップはゴールドで右側に配置
ICチップの色はゴールドです。
特徴的なのは右側に配置されていることでしょう。
一般的にICチップは左側に配置されることが多いので、珍しいデザインと言えます。
左側に配置してPayPayの「P」のロゴと重なるのを避ける目的ではないでしょうか。
右側配置によるデメリットがあるとすると、カードリーダーに挿入する際、カードを持ち替える必要がある点でしょう。
財布から取り出したときには、ICチップは自分側にあるので、持ち替えてカードリーダー側に向けないといけません。
わずかな手間ですが、カードリーダーにカードを挿す機会が多い人にとってはデメリットです。
ただし、最近はタッチ決済に対応しているお店も多いので、カードリーダーに挿入すること自体減ってきています。
あまり気にする必要はないかもしれませんね。
ツヤを抑えたマットな質感
カード表面はツヤを抑えたマットな質感です。
ツヤのあり・なしは好みが分かれるところだと思いますが、ない方が落ち着いた印象になります。
また、経験上ツヤなしの方が傷は付きにくいです。
側面は黒で一体感あり
側面の色は黒です。
表面の色に合わせて黒が採用されているのでしょう。
一般的には、表面の色に関わらず側面は白のカードが多いので、PayPayカードのこだわりを感じる部分です。
実際にカードを見ると、側面が黒になっていることで、カード全体に一体感があります。
年会費無料のカードですが、デザインにも力を入れていますね。
裏面はメモ欄付きで光沢あり
裏面のデザインも見てみましょう。
先ほども書いたとおり、PayPayカードはナンバーレスデザインが採用されているため、カード番号等の情報は裏面にも記載されていません。
唯一、自分の名前が裏面に記載されています。
カード番号などはアプリで確認します。
また、特徴的なのは「memo欄」があることでしょう。
PayPayカードは複数枚の発行が可能です。
公式によると、複数枚を使い分ける人のために、memo欄を設けて利用用途を書けるようにしたということです。
例えば「普段使い用」「固定費用」のように書くイメージですね。
PayPayカードは最大3枚まで発行可能です(Visa、Mastercard、JCBそれぞれ1枚ずつ)。
複数のブランドのカードを持つことで、利用できるお店が広がったり、目的に合わせてカードを使い分けられます。 PayPayカードは複数枚の発行ができる
なお、裏面は表面と違って光沢のあるデザインとなっています。
周りの景色が映り込むほどのツヤがあります。
縦型デザインは廃止予定
PayPayカードには現在、横型と縦型のデザインがあります。
しかし、縦型は以下のスケジュールで発行が終了する予定です。
国際ブランド | 縦型の終了予定年月 |
---|---|
Visa | 2024年9月24日(火)で終了 |
Mastercard | 2025年1月末で終了予定 |
JCB | 2025年2月末で終了予定 |
縦型がほしい人は注意しましょう。
家族カードとETCカードのデザインもチェック
家族カードとETCカードのデザインも見ていきましょう。
家族カードのデザイン
PayPayカードの家族カードは、本会員のカードと同じデザインのものが届きます。
見た目は本会員と同じですが、裏面に名前が記載されているので区別できますね。
ETCカードのデザイン
PayPayカードのETCカードは、白をベースにしたデザインです。
本会員はグレーがベースなので、見分けが付きやすいでしょう。
また、本会員は横型なのに対し、ETCカードは縦型が採用されています。
PayPayカードのETCカード。好きよ、この抜かりないところ pic.twitter.com/3PfbTv0bpd
— Riu⛅ (@notfromjedi) October 10, 2024
カーシェア座り込み394日目
— カーシェアマニア (@carsharemania) November 3, 2023
PayPay ETCカードは表面に何も書いてないのだな pic.twitter.com/dREgVWIOdb
おしゃれなデザインですね。
個人的にはこちらが本会員用のデザインでもいいかも、と思ってしまいました。
PayPayカードはグッドデザイン賞の受賞実績あり
PayPayカードは2022年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
グッドデザイン賞とは、60年以上の歴史を持つ、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。
受賞理由として、ナンバーレスで黒を基調としたデザイン性の高い券面が挙げられています。
以下公式サイトより。
カード番号レスで黒を基調にしたデザイン性の高い券面を実現したとともに、カード情報と機能をアプリで一元管理とした。また、入会UIから実際の利用まで、PayPayとのシームレスなUIUXを実現。それらのリブランディングにともなう結果として、平均で約330%/日を超える申込者数を実現。PayPayあと払い利用登録者も100万人を突破し、順調に決済金額を伸ばしている。SNS上の反響からも、カード券面デザインの刷新により、今までビジュアル的な面で好感を与えられていなかったユーザーからも好意的な意見を多くいただけており、リブランディングにより申込者数の増加に繋がる結果を残している。
世間的にも評価を受けたデザインだということですね。
まとめ
今回はPayPayカードのデザインを取り上げました。
年会費無料のカードではありますが、随所にこだわりを感じるデザインだと思います。
見た目だけでなく、ナンバーレス対応によるセキュリティ強化や、複数枚所有者のための工夫など、機能面もよく考えられたデザインです。
実際、グッドデザイン賞を受賞していることから、デザインの専門家からも高い評価を受けていることがわかります。
全体的に落ち着いた印象のデザインなので、シーンを選ばず使えますよ。
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