Oliveフレキシブルペイとは?メリット・デメリットを徹底解説!

「Oliveフレキシブルペイ」とは何か、わかりやすく解説

Oliveフレキシブルペイって何?
どんなカードなの?

「Oliveフレキシブルペイ」はOliveを開設すると発行されるカードです。

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面
Oliveフレキシブルペイ ゴールドの券面
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面

特徴はクレジットカードやキャッシュカードなどの機能を1枚にまとめた点です。

しかし、今までに無いタイプのカードなので、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Oliveフレキシブルペイについて徹底解説します。

メリット・デメリットについてわかりやすく解説するので、発行を迷っている方は必見です。

かづき

ぜひ最後までご覧下さい。

この記事を読むと…
  • Oliveフレキシブルペイとは何なのかわかる
  • Oliveフレキシブルペイのメリット・デメリットがわかる
  • Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いがわかる
  • Oliveフレキシブルペイのアカウントランクごとの違いがわかる
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OliveフレキシブルペイはOlive付帯の多機能カード

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面
Oliveフレキシブルペイ ゴールドの券面
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面

Oliveフレキシブルペイとは、三井住友銀行のサービス「Olive」に付帯する多機能カードです。

Oliveを開設すると自動的に発行されます。

最大の特徴は、以下5つの機能が1枚に集約されていることです(詳細は後述)

Oliveフレキシブルペイの機能

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • ポイント払い
  • 追加したカードでの支払い

追加したカードでの支払い」とは
三井住友カード指定の対象カードを登録すると、Oliveフレキシブルペイを介して登録したカードでの支払いが可能になるサービスです。Oliveフレキシブルペイに他のカードを集約でき、カードを複数持ち歩く必要がなくなります。

OliveとOliveフレキシブルペイの違いは?

かづき

Oliveフレキシブルペイは、Oliveのサービスの一部です。

Oliveは三井住友銀行が提供する「デジタル口座」です。

1つのアプリで銀行口座、カード決済、証券、ポイントをまとめて管理できます。

一方、OliveフレキシブルペイはOlive開設により発行されるカードで、数あるOliveのサービスの一つです。

OliveOliveフレキシブルペイ
デジタル口座Olive開設により発行されるカード
Oliveの全体像
Oliveのサービスの全体像

Oliveフレキシブルペイのメリット

かづき

Oliveフレキシブルペイには、どんなメリットがあるのでしょうか。確認していきましょう。

一つずつ解説していきます。

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詳細は上のボタンから公式サイトで

※1 特典付与には条件があり、口座開設とクレジットカードのお取引、証券のお取引も含みます。
※1 最大31,600円相当は最上位クレジットカードでのお取引が対象になります。

2 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。

1. 5つの機能が1枚に集約

Oliveフレキシブルペイの5つの機能
出典:三井住友銀行公式サイト

Oliveフレキシブルペイには、以下5つの機能が集約されています。

Oliveフレキシブルペイの機能

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • ポイント払い
  • 追加したカードでの支払い

「追加したカードでの支払い」とは
三井住友カード指定の対象カードを登録すると、Oliveフレキシブルペイを介して登録したカードでの支払いが可能になるサービスです。

Oliveフレキシブルペイに他のカードを集約でき、カードを複数持ち歩く必要がなくなります(詳細は後述)。

一つずつ確認していきましょう。

キャッシュカードとして使える

ATM

Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行のキャッシュカードとしても使えます。

最近はキャッシュレス化により、現金を使うシーンが減った方も多いと思います。

しかし、ATMでお金を引き出す機会もまだまだありますよね。

財布の中にキャッシュカードを入れている人は、Oliveフレキシブルペイを使えば持ち歩くカードを1枚減らせます

クレジットカード・デビットカードとして使える

レジでタッチ決済をする様子
タッチ決済での支払い(画像は三井住友カード ゴールド(NL))

Oliveフレキシブルペイはクレジットカード・デビットカードとして、支払いに使用できます。

街やオンラインのVisa加盟店で決済が可能です。タッチ決済にも対応しています。

引き落とし口座が三井住友銀行に限定されるので、その点は注意しましょう。

ポイントを支払いに利用できる

Oliveフレキシブルペイは、各種サービスで貯まったVポイントを支払いに利用できます。

街やオンラインのVisa加盟店で、1pt=1円で利用可能です。

追加したカードでも支払える

追加したカードでの支払いの仕組み

対象のカードを登録すると、Oliveフレキシブルペイを介して、登録したカードでの支払いが可能になるサービスです。

三井住友カード(NL)など20枚ほどが対象。国際ブランドはVisaのみ。

Oliveフレキシブルペイに他のカードを集約でき、カードを複数持ち歩く必要がなくなります

ポイント還元率は登録したカードのものが適用されます。

かづき

今持っているカードを引き続き使いながらOliveを利用できるのもメリットです。

持ち歩くカードを減らせる

1枚にまとまっていると、どんなメリットがあるの?

かづき

持ち歩くカードを減らせますよ。

5つの機能がまとめられたことで、例えばキャッシュカードとクレジットカード両方を持ち歩いている人は1枚で済ませることができます。

また、現金感覚で使えるデビットカードが好きだけど、ポイント還元も捨てがたいという人もいると思います。

そんな人は、最大20%還元の対象店舗ではクレジットモード、それ以外の店舗ではデビットモードで支払うといった使い分けを1枚のカードで行えます。

対象のコンビニ・飲食店での最大20%還元は、クレジットモードのみが対象です

支払いモードの切り替えはアプリでいつでも可能

支払いモード(クレジット、デビット、ポイント、追加したカード)の切り替えは、アプリでいつでも簡単に行えます。

2. 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元

Oliveフレキシブルペイの基本還元率は0.5%です。

しかし、対象のコンビニ・飲食店では、条件を満たすことで最大20%(通常のポイント分を含む)まで、段階的にポイント還元率をアップさせることができます※2

対象のコンビニ・飲食店での最大20%還元の内訳
出典:三井住友銀行公式サイト

対象店舗

  • セイコーマート
  • セブン‐イレブン
  • ポプラ
  • ミニストップ
  • ローソン
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • ケンタッキーフライドチキン
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオール カフェ
  • かっぱ寿司

※ ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。

2024年11月1日より「ケンタッキーフライドチキン」が追加

かづき

条件はありますが、最大20%還元は驚異的ですね。

※2 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※2 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※2 ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。

3. SBI証券の積立投資で最大3.0%ポイント付与

OliveフレキシブルペイはSBI証券でのクレカ積立に対応しています。

クレカ積立とは
投資信託の積立をクレジットカードで決済できるサービスです。

クレジットカードのポイントが貯まるのがメリットです。

かづき

NISAでももちろん使えます。

ポイント付与率はカードのランクによって変化し、最大で3.0%です※3(下表参照)

カードランク年間利用額ポイント付与率
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
500万円以上3.0%
300万円以上2.0%
300万円未満1.0%

Oliveフレキシブルペイ ゴールド
100万円以上1.0%
10万円以上0.75%
10万円未満0.0%

Oliveフレキシブルペイ 一般
10万円以上0.5%
10万円未満0.0%

なお、SBI証券のクレカ積立に対応しているカードは、「Oliveフレキシブルペイ」と「三井住友カード(NL)シリーズ」だけです。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)シリーズの違いについては、下記の記事でくわしく解説しています。

※3 特典を受けるには一定の条件がございますので、公式のHPをご確認ください。

4. ナンバーレスで高セキュリティ

Oliveフレキシブルペイはナンバーレスデザイン
出典:三井住友銀行公式サイト

Oliveフレキシブルペイには「ナンバーレス」デザインが採用されています。

したがって「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」「口座番号」といった情報が、カードの表面にも裏面にも記載されません(名前は裏面に記載)

そのため、盗み見による不正利用のリスクを低く抑えられます

オンラインショッピングなどでカード番号が必要になったら、三井住友銀行アプリからすぐに確認可能です。

かづき

最近はタッチ決済の普及でカードを人前に出す機会も増えてきました。
セキュリティが高いカードなら安心して使えますね。

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Oliveフレキシブルペイのデメリット

かづき

Oliveフレキシブルペイにもデメリットはあります。
しっかり確認しておきましょう。

一つずつ解説していきます。

1. 引き落とし口座が三井住友銀行に限定される

Oliveフレキシブルペイは、クレジットモードやデビットモードによる支払いが可能です。

このときの引き落とし口座は必ず「三井住友銀行」となります。

どうしても他の銀行を使いたい人は、機能のよく似た「三井住友カード(NL)シリーズ」の使用を検討するのがよいでしょう。

三井住友カード(NL)シリーズなら銀行口座を自由に設定できます。

2. デビットモードでは最大還元率の20%にならない

先ほども書いたとおり、Oliveフレキシブルペイは対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元を受けられます。

この還元率は下図のように、条件を満たすごとに段階的にアップします。

対象のコンビニ・飲食店での最大20%還元の内訳
出典:三井住友銀行公式サイト

クレジットモードではすべての条件が対象となり、合計で最大20%還元となります。

一方、デビットモードでは「家族の登録による最大+5%還元」と「対象店舗でのスマホのタッチ決済による+6.5%還元」は対象外です。

そのため、デビットモードでは最大還元率は8.5%に留まってしまいます。

3. 審査落ちしても年会費が発生

Oliveフレキシブルペイは様々な機能が集約されているのが特徴でした。

このうちの「クレジットモード」を使用するには、審査に通る必要があります。

審査落ちも当然あり得ますが、この場合もカードの年会費は払わなければなりません

Oliveフレキシブルペイ ゴールドとOliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの年会費は、それぞれ5,500円(税込)、33,000円(税込)です(Oliveフレキシブルペイ 一般の年会費は無料)。

審査に落ちてもクレジットモード以外(デビットモードやポイント払いモードなど)は使えます。

しかし、クレジットモード中心の利用を考えている人には、痛い出費になってしまいます。

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Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)シリーズの違い

Oliveフレキシブルペイ(一般)の券面
Oliveフレキシブルペイ(一般)
三井住友カード(NL)の券面
三井住友カード(NL)

Oliveフレキシブルペイとよく比較されるカードに、「三井住友カード(NL)」シリーズがあります。

両カードはよく似ていますが、下表のような違いがあります。

スクロールできます

Oliveフレキシブルペイ
三井住友カード(NL)の券面
三井住友カード(NL)シリーズ
Oliveの開設必要不要
支払い方法クレジットモード
デビットモード
ポイント払いモード
追加したカードでの支払い
クレジット払い
対象のコンビニ・
飲食店での
ポイント還元率
最大20%最大15.5%
国際ブランドVisaVisa

Mastercard
引き落とし口座三井住友銀行のみ自由に選択可能
かづき

Oliveフレキシブルペイは支払い方法が豊富で、最大還元率が高いです。
一方、国際ブランドや引き落とし口座は制限されてしまいます。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)シリーズの違いについては、下記の記事でくわしく解説しています。

Oliveフレキシブルペイのアカウントランクごとの比較

Oliveフレキシブルペイには、以下の3つのアカウントランクがあります。

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面
Oliveフレキシブルペイ 一般
Oliveフレキシブルペイ ゴールドの券面
Oliveフレキシブルペイ ゴールド
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード

ランクごとの違いを下表にまとめたので、ランク選びの参考にしてください。

スクロールできます

一般

ゴールド
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面
プラチナプリファード
年会費
(税込)
本会員無料5,500円
(年間100万円以上
の利用で翌年以降無料※4
 33,000円
家族カード無料
ETCカード550円
(前年度に一度でも利用があれば無料)
ポイント
還元率
クレジットモード0.5%0.5%1.0%
デビットモード0.5%0.5%1.0%
ポイント払いモード0.25%
追加した支払いモード追加したカードに準ずる
SBI証券での
ポイント付与率
最大0.5%最大1.0%最大3.0%
対象のコンビニ
・飲食店での
ポイント還元率
最大20%
継続特典なし年間100万円の利用で
毎年10,000pt
年間100万円の
利用ごとに
毎年10,000pt

(最大40,000ポイント)
付帯保険海外旅行
傷害保険
最高2,000万円最高2,000万円最高5,000万円
国内旅行
傷害保険
なし最高2,000万円最高5,000万円
ショッピング補償なし年間300万円まで年間500万円まで
空港ラウンジなし利用可利用可
国際ブランドVisa
入会資格日本国内在住
(クレジットモードは満18歳以上(高校生は除く)の方)
日本国内在住の満18歳以上
(クレジットモードは満20歳以上で本人に安定継続収入のある方)
日本国内在住の満18歳以上
(クレジットモードは満20歳以上で本人に安定継続収入のある方)
デザイン
バリエーション
プリズムグレー、パステルグリーン、グリーンゴールド、ゴールドグレーブラック、プラチナホワイト

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詳細は上のボタンから公式サイトで

なお、一般とゴールドの比較は、以下の記事でくわしく行っています。合わせてご覧ください。

※4 デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。
※4 特典を受けるには一定の条件がございます。詳細は公式サイトをご確認ください。

まとめ

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面
Oliveフレキシブルペイ ゴールドの券面
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードの券面

今回はOliveフレキシブルペイについて解説しました。

Oliveフレキシブルペイとは、三井住友銀行のサービスOliveに付帯する多機能カードで、Oliveを開設すると自動的に発行されます。

Oliveフレキシブルペイのメリット・デメリットは次の通りです。

Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)シリーズはよく似ています。

しかし、Oliveフレキシブルペイの方が支払い方法が豊富で、最大還元率が高いです。

一方、国際ブランドや引き落とし口座は、三井住友カード(NL)シリーズに比べて制限されます。

スクロールできます

Oliveフレキシブルペイ
三井住友カード(NL)の券面
三井住友カード(NL)シリーズ
Oliveの開設必要不要
支払い方法クレジットモード
デビットモード
ポイント払いモード
追加したカードでの支払い
クレジット払い
対象のコンビニ・
飲食店での
ポイント還元率
最大20%最大15.5%
国際ブランドVisaVisa

Mastercard
引き落とし口座三井住友銀行のみ自由に選択可能

\ 最大31,600円相当プレゼント※1

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