JCBゴールドの「損益分岐点」と下げ方を解説!年会費のペイは簡単

2025年5月6日 記事を新規公開しました。

JCBゴールドの年会費って、いくら使えば元が取れるの…?
JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)です(初年度は無料)。
年会費に見合った活用ができるのか、不安になる方も多いでしょう。
そこで今回は、発行を迷っている方に向けて、JCBゴールドの損益分岐点がいくらなのかお伝えします。
また、使い方によっては、JCBゴールドの損益分岐点は下げることも可能です。そのような使い方についても詳しく解説します。



自分に年会費がペイできるかわかりますよ。
- JCBゴールドの損益分岐点がわかる
- JCBゴールドの損益分岐点を下げる使い方がわかる
- 自分に年会費をペイできるかわかる


JCBゴールドの損益分岐点をパターンごとに算出


国際ブランド | JCB |
年会費 | 11,000円(税込) ※ 初年度は無料 |
ポイント | 還元率0.5%〜10.0% |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
* 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
JCBゴールドの年会費11,000円(税込)をペイするには、いくらの利用が必要か考えていきます。
ただし、JCBゴールドには多くの特典があるため、どの特典を使うかで損益分岐点が変わってきます。
そこで利用パターンごとに分けて、損益分岐点を考えていきたいと思います。
初年度の損益分岐点は〜55,000円



初年度の年会費は入会キャンペーンでペイできます。
JCBゴールドは新規入会で最大38,000円がキャッシュバックされるキャンペーンを実施中です(期間:2025年4月1日(火)~2025年6月30日(月))。
このキャンペーンを利用、JCBゴールドの初年度の年会費(11,000円(税込))を回収可能です。


キャンペーンは全部で3種類あり、3つの合計で最大38,000円のキャッシュバックを受けられます。
キャンペーン | キャッシュバック金額 |
---|---|
❶ 対象の利用先を利用でキャッシュバック | (上限23,000円) | 対象の利用先でカードを利用した金額の20%
❷ 100万円利用でキャッシュバック | 100万円分カードを利用すると11,000円 |
❸ 家族カード入会でキャッシュバック | (上限4,000円) | 家族カード1枚につき2,000円





最小限金額で年会費をペイするには、❶❸のキャンペーンを利用します。
❸の家族カードの発行で最大4,000円もらえるので、11,000円(年会費)– 4,000円で残りは7,000円。
この7,000円を、❶のキャンペーンを利用して回収しましょう。
❶は利用金額の20%がキャッシュバックされるため、35,000円使えばいいことになります(35,000円 × 20% = 7,000円)。
したがって、損益分岐点は35,000円です。



家族カードを発行しない人は?



家族カードを発行しない場合、年会費11,000円(税込)を❶を利用して回収します。
❶は利用金額の20%がキャッシュバックされるため、55,000円使えばいいことになります(55,000円 × 20% = 11,000円)。
そのため、損益分岐点は55,000円となります。
通常利用のみだと損益分岐点は147万円



初年度は入会キャンペーンが使えるとして、2年目以降の損益分岐点はどうなるの?
JCBゴールドの基本還元率は0.5%※です。
※ 1ポイント=5円のレートで交換した場合
還元率0.5%で年会費11,000円(税込)分のポイントを獲得しようとすると、年220万円の利用が必要です(11,000円(年会費)÷ 0.5% = 220万円)。
ただ、JCBゴールドには「JCBスターメンバーズ」という還元率アップの仕組みが用意されています。


そのため、JCBゴールドは下表のように、年間利用額が多いほど次年度の還元率が上がります。
JCBスターメンバーズのランクと還元率
年間利用額 | メンバーランク名称 | 次年度還元率 |
---|---|---|
300万円〜 | ロイヤルαPLUS | 1.00% |
100万円〜 | スターαPLUS | 0.75% |
50万円〜 | スターβPLUS | 0.60% |
30万円〜 | スターePLUS | 0.55% |
0円〜 | なし | 0.50% |
これを利用し、メンバーランクをスターαPLUS(還元率0.75%)まで上げれば、損益分岐点は147万円まで下げることが可能です(11,000円(年会費)÷ 0.75% = 147万円)。
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特約店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)を利用したときの損益分岐点は80万円程度



ランクをスターαPLUSまで上げれば、損益分岐点は147万円になるのか。
もう少し下げることはできないの?



特約店を活用すれば、損益分岐点をもっと下げられますよ。
JCBには「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」という特約店制度があります。
100以上のお店が加盟していて、JCBゴールドで買い物すると、ポイント還元率がアップします。
代表的なお店と還元率
店舗 | 還元率 |
---|---|
Amazon.co.jp | 1.5% |
メルカリ | 1.0% |
イトーヨーカドー | 1.5% |
スターバックス | 10.0% |
セブン-イレブン | 1.5% |
ローソン | 1.5% |
ビックカメラ/ビックドラッグ | 1.0% |
apollostation、出光SS、シェルSS | 1.0% |
やよい軒 | 1.0% |
洋服の青山 | 2.5% |
一休.com(宿泊予約) | 1.0% |
JCBゴールドの基本還元率が0.5%なのに対し、最低でも1.0%、高いものでは10%(!)に及ぶおトクな制度です。
この特約店での還元率を「ざっくり1.5%」とした場合、損益分岐点がいくらになるか算出してみましょう。
特約店の還元率を1.5%とした場合
年間利用額 | 獲得ポイント |
---|---|
25万円 | 3,750円相当 |
50万円 | 7,500円相当 |
75万円 | 11,250円相当 |
100万円 | 15,000円相当 |
125万円 | 18,750円相当 |
上の表からわかるように、75万円の利用で獲得ポイントが年会費(11,000円(税込))を上回ります。
しかし、実際には還元率1.5%以外の特約店も利用するでしょうし、特約店でないお店も利用するはずです。
そこで、そのような点も考慮の上、実際に近いものでシミュレーションしてみましょう。
パターン1|バランスよく特約店を利用した場合


まずは、様々なジャンルの特約店をバランスよく使った場合のシミュレーションです。
店舗 | 還元率 | 年間利用額 | 獲得ポイント | |
---|---|---|---|---|
特約店 | ネット通販 (Amazon.co.jp) | 1.5% | 60,000円 | 900円相当 |
スーパー (イトーヨーカドー) | 1.5% | 300,000円 | 4,500円相当 | |
カフェ (スターバックス) | 10.0% | 20,000円 | 2,000円相当 | |
コンビニ (セブン-イレブン) | 1.5% | 50,000円 | 750円相当 | |
ドラッグストア (ウエルシア) | 1.0% | 80,000円 | 800円相当 | |
家電量販店 (ビックカメラ) | 1.0% | 40,000円 | 400円相当 | |
旅行 (一休.com) | 1.0% | 30,000円 | 300円相当 | |
特約店以外 | 0.6%※ | 300,000円 | 2,250円相当 | |
合計 | – | 880,000円 | 11,450円相当 |
※ JCBスターメンバーズのランクを「スターβPLUS(還元率0.6%)」として計算
特約店を表のように使った場合、88万円ほどの利用で年会費をペイできることがわかります(損益分岐点は88万円程度)。



人によって利用する特約店はバラバラなので、年会費をペイできる利用額も変わってきます。
おおまかな目安として考えていただけたらと思います。
パターン2|スターバックスを集中して利用した場合


つづいては、スターバックスを集中的に使った場合のシミュレーションです。
スターバックスの還元率は10%と、JCB ORIGINAL SERIESパートナー加盟店の中でも特に高いです。



この特典目当てでJCBゴールドを発行する方もいると思います。
スタバのヘビーユーザーを想定し、スタバ年間利用額を少し高めの72,000円(ひと月6,000円)とします。
すると、それだけで7,200円相当のポイントをもらえるため、あと3,800円相当獲得できれば年会費(11,000円(税込))を回収できます。
特約店以外のお店で633,333円ほど使えば、3,800円相当のポイントがもらえるため※、72,000円 + 633,000円で損益分岐点は705,333円です。
店舗 | 還元率 | 年間利用額 | 獲得ポイント |
---|---|---|---|
スターバックス | 10.0% | 72,000円 | 7,200円相当 |
特約店以外 | 0.6%※ | 633,333円 | 3,800円相当 |
合計 | – | 705,333円 | 11,000円相当 |
※ JCBスターメンバーズのランクを「スターβPLUS(還元率0.6%)」として計算
「JCB スター・ダイニング by OMAKASE」を利用すると損益分岐点は6万円ほど





おトクなグルメ特典を使えば、損益分岐点はさらに下がりますよ。
JCBゴールドには「JCB スター・ダイニング by OMAKASE」という特典が付帯しています。
これにより、ミシュランガイド掲載店や予約困難店を年数回、割引価格で利用できます。
例えば、最大20%割引キャンペーンを実施しているときに利用した場合を考えてみましょう。
1名あたり30,000円のコースを2名で頼むと、30,000円 × 20% × 2名 = 12,000円 となり、これだけで年会費(11,000円(税込))をペイできます。



30,000円 × 2名なので、損益分岐点は60,000円ほどとなります。
JCBゴールドが難しい場合はJCBカードW・JCBカードSも候補に



JCBゴールドの損益分岐点って思ったより高いな…。



そんな場合は、JCBカードWやJCBカードSもご検討ください。


国際ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%〜10.5% |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | なし |
* 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合(Starbucks eGift購入時)


国際ブランド | JCB |
年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%〜10.0% |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | なし |
* 最大還元率はJCB PREMOに交換した場合(Starbucks eGift購入時)
JCBゴールドの年会費を回収するのが難しいと感じたら、「JCBカードW」や「JCBカードS」も検討してみましょう。
どちらも年会費無料のカードです。
それにもかかわらず、JCBゴールド同様、JCB ORIGINAL SERIESパートナー加盟店で還元率がアップし、おトクに買い物できます。
JCBカードWに至っては通常還元率が1.0%と、JCBゴールドの常時2倍なのも嬉しいポイントです。
なお、JCBゴールドとJCBカードWの比較は以下の記事で行なっています。合わせてご覧ください。


JCBカードSとJCBカードWの比較は以下の記事をどうぞ。


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年会費以上の価値あり!JCBゴールドのその他の特典


JCBゴールドには、他にも多くの特典が付帯しています。
どれもポイントやキャッシュバック目的のものでは無いため、損益分岐点には直接影響ありません。
しかし、サービスとしての質が高く、年会費を払う価値のあるものばかりです。
JCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが届く
JCBゴールドの利用実績をつむと「JCBゴールド ザ・プレミア」へのインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールド同等の年会費でさらに充実したサービスを受けられる、完全招待制のカードです。


インビテーションの条件は公開されており、以下を達成することで届きます。
ゴールド ザ・プレミアへのインビテーション条件
- JCBゴールドで、2年間連続100万円(税込)以上利用する
- または、JCBゴールドで1年間に200万円(税込)以上利用する
* 集計期間:12月16日~翌年12月15日
なお、JCBゴールド ザ・プレミアを使っていると「JCB ザ・クラス」のインビテーションが届くことがあります。
JCB ザ・クラスは完全招待制のJCB最上級カードです。





JCBゴールドからスタートして、上位カードへステップアップしていけます。
手厚い付帯保険で、万が一のときも安心


JCBゴールドは付帯保険の補償が手厚いのも特徴です。
旅行傷害保険、航空機遅延保険、スマートフォンの破損に対する保険、ショッピング保険といった保険で、もしもの時に備えられます。
同クラスのゴールドカードに比べて補償額も高い傾向にあり、持っていると安心感があります。
保険の種類 | 補償額 | |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 (利用付帯) | 死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 最高300万円 | |
疾病治療費用 | 最高300万円 | |
賠償責任 | 最高1億円 | |
携行品損害 | 最高50万円 | |
救援者費用等 | 最高400万円 | |
国内旅行傷害保険 (利用付帯) | 死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | |
手術 | 入院日額×倍率 (10倍、20倍または40倍) | |
通院日額 | 2,000円 | |
ショッピングガード保険 | 海外 | 最高500万円 (自己負担額3,000円) |
国内 | 最高500万円 (自己負担額3,000円) | |
JCBスマートフォン保険 (利用付帯) | - | 年間最大50,000円 (自己負担額10,000円) |
まとめ


今回は、JCBゴールドの損益分岐点について考えてみました。
初年度は入会キャンペーンにより、55,000円の利用で年会費を回収可能です。
2年目以降は、通常店舗の利用であれば年147万円が損益分岐点ですが、特約店を活用すれば80万円前後まで下げられます。
また、JCB スター・ダイニング by OMAKASEを利用して、6万円ほどで年会費をペイすることも可能です。
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