ANAカードはJCB・Visaどっちがおすすめ?違いを徹底解説!

ANAカードを作りたいけど、JCBとVisaどっちがいいの?

ANAカードは好きな国際ブランドを選んで発行できます。

特にJCBとVisaはスペックが似ているので、どちらにするか迷う方も多いと思います。

そこでこの記事では、ANAカードのJCB・Visa両ブランドを比較し、どちらがおすすめかをご提案します。

JCB・VisaブランドのANAカードを比較
かづき

この記事を読めば、どちらが自分に合っているかわかりますよ。

この記事を読むと…
  • ANAカードのJCBとVisaの違いがわかる
  • どちらのブランドを選ぶべきかわかる
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[結論]ANAカードのJCB・Visa各ブランドのおすすめの人

結論としては、各ブランドがおすすめなのは次のような人です。

JCBのロゴ
JCBブランドがおすすめの人
  • マイル移行手数料を安く抑えたい人
  • ポイントの有効期限が長い方がいい人
  • 保険の補償額が高い方がいい人
  • ラウンジ・キーを利用したい人
  • ナンバーレスのカードを使いたい人
  • スター・ウォーズ デザインのカードが欲しい人

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Visaのロゴ
Visaブランドがおすすめの人
  • ポイントの取りこぼしを最小限に抑えたい人
  • 海外で買い物に利用したい人

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つづいて、JCBとVisaのスペックを、カードごとに比較表にしました。

ここでは、ブランド間でのスペックが特に似ている、以下のカードについて整理しています。

  • ANA一般カード
  • ANAワイドカード
  • ANAワイドゴールドカード

カードの種類を選択

スクロールできます
ANA JCB一般カード
ANA JCB一般カード
ANA VISA 一般カード
ANA Visa一般カード
年会費
(本会員)
2,200円
(税込*初年度は無料
年会費
(家族会員)
1,100円
(税込)
通常マイル還元率
(5マイルコース(JCB)
・通常コース(Visa))
0.5%
(1,000円=1pt=5マイル)
0.5%
(200円=1pt=1マイル)
通常マイル還元率
(10マイルコース(JCB)
・2倍コース(Visa))
1.0%
(1,000円=1pt=10マイル)
1.0%
(200円=1pt=2マイル)
ANA航空券購入
マイル還元率
1.5%
(100円=1.5マイル)
マイル移行手数料5,500円
(年間/税込)
6,600円
(年間/税込)
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
ポイント
プログラム
Oki DokiポイントVポイント
ポイント
有効期限
2年間1年間
海外旅行
傷害保険
最高1,000万円
国内旅行
傷害保険
なし
国内航空傷害保険最高1,000万円
ショッピング保険年間最高100万円
空港ラウンジ
(国内・ハワイ)
なし
ラウンジ・キーなし
国際ブランドJCBVisa
ナンバーレス対応非対応
デザイン
バリエーション
スター・ウォーズ デザイン
も選択可
なし
かづき

共通している部分もありますが、違うところもありますね。
違いのある箇所にスポットをあてて解説していきます。

ポイントはVisaの方がやや貯めやすい

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通常マイル還元率
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード・ワイドカード5マイルコース(JCB)
・通常コース(Visa)
0.5%
(1,000円=1pt=5マイル)
0.5%
(200円=1pt=1マイル)
10マイルコース(JCB)
・2倍コース(Visa)
1.0%
(1,000円=1pt=10マイル)
1.0%
(200円=1pt=2マイル)
ワイドゴールド1.0%
(1,000円=1pt=10マイル)
1.0%
(200円=1pt=2マイル)

ANAカードは日々の買い物で、マイルではなくポイントが貯まります(マイルはポイントを移行することで獲得)

このポイントを何円の支払いで獲得できるかは、JCBとVisaで異なります。

JCBが1,000円で1ポイントもらえるのに対し、Visaは200円で1ポイントもらえます。

JCB・Visa両ブランドのポイント・マイル獲得の流れ

JCBの方が金額が大きい分、取りこぼしが多くなってしまいます。

例えば、月に合計54,300円使ったとしましょう。

JCBの場合、1,000円ごとに1ポイントなので、54,300円のうち54,000円に対してポイントが付与されます(300円が切り捨て)。

Visaの場合、200円ごとに1ポイントなので、54,300円のうち54,200円に対してポイントが付与されます(100円が切り捨て)。

かづき

月の利用額の合計に対してなので、差はほとんどありません。
それでも、できるだけ取りこぼしを減らしたい人にはVisaがおすすめです。

ここがポイント

ポイントの取りこぼしはVisaの方が若干少ない

マイル移行手数料はJCBが安い

マイル移行手数料
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード・ワイドカード5,500円
(年間/税込)
6,600円
(年間/税込)
ワイドゴールド無料

先ほど書いた通り、ANAカードは日々の買い物で、マイルではなくポイントが貯まります

そのため、ANAマイルを獲得するにはポイントをマイルに移行する必要があります。

このとき、ワイドゴールドは無料で移行できますが、一般カード・ワイドカードは移行手数料がかかります。

移行手数料はJCBが5,500円、Visaが6,600円とJCBの方が1,100円安くなっています。

ここがポイント

マイル移行手数料はJCBの方が1,100円安い

ポイント有効期限はJCBが長い

ポイント有効期限
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード・ワイドカード2年間1年間
ワイドゴールド3年間1年間

ANAカードは日々の買い物で、マイルではなくポイントが貯まります。

貯まるポイントはJCBがOki DokiポイントVisaがVポイントと違いがあります。

Oki DokiポイントとVポイントでは、Oki Dokiポイントの方が有効期限が長く設定されています。

具体的には上の表のように、JCBの方が2年または3年と、長めにポイントを保有できます

かづき

ちなみにANAマイルの有効期限は3年なので、ポイントをマイルに交換すると、有効期限を3年延長できます。

ここがポイント

ポイント有効期限はJCBの方が1〜2年長い

保険はJCBが優秀

旅行のイメージ
スクロールできます
補償額
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード海外旅行
傷害保険
最高1,000万円
国内旅行
傷害保険
なし
国内航空傷害保険最高1,000万円
ショッピング保険年間最高100万円
ワイドカード海外旅行
傷害保険
最高5,000万円
国内旅行
傷害保険
なし
国内航空傷害保険最高5,000万円
ショッピング保険年間最高100万円
ワイドゴールド海外旅行
傷害保険
最高1億円
(利用付帯)

最高5,000万円
(自動付帯)
最高5,000万円
(自動付帯)
国内旅行
傷害保険
最高5,000万円
(自動付帯)
国内航空傷害保険最高5,000万円
(自動付帯)
ショッピング保険年間最高500万円年間最高300万円

一般カードとワイドカードは、ブランドによる保険の差はありません。

一方、ワイドゴールドはブランド間で違いがあります

海外旅行傷害保険ショッピング保険に違いがあり、どちらもJCBの方が優秀です。

ワイドゴールドの海外旅行傷害保険は、通常JCB・Visaともに最高5,000万円が自動付帯します。

ただし、JCBのみ「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」でカードを利用すると、補償額が最高1億円までアップします。


クレジットカードの旅行傷害保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。自動付帯はカードを持っているだけで補償されますが、利用付帯は旅費(交通費や宿泊費など)をカードで支払うことが条件です。

自動付帯利用付帯
カードを持っているだけで保険が適用される旅行に関する支払いをカードですることで保険が適用される

ショッピング保険はJCBが年間最高500万円Visaが最高300万円となっており、JCBの方が優秀です。

ここがポイント

JCBの方が、海外旅行傷害保険とショッピング保険が優秀

JCBのみラウンジ・キーを利用可能

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補償額
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード・ワイドカード 空港ラウンジ
(国内・ハワイ)
なし
ラウンジ・キーなし
ワイドゴールド 空港ラウンジ
(国内・ハワイ)
あり
ラウンジ・キーありなし

JCB・Visaともに、ワイドゴールドは国内主要空港とハワイ ホノルルの空港ラウンジを利用できます。

違いがあるのは、JCBのワイドゴールドのみ「ラウンジ・キー」を利用できる点です。

ラウンジ・キーを使うと、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるようになります(利用料金35USドル)

かづき

ラウンジ・キーは、海外の空港をよく利用する方におすすめです。

ここがポイント

JCBのみラウンジ・キーを利用可能

Visaの方が海外での加盟店数が多い

JCBは日本発の国際ブランドということもあり、Visaに比べると海外の加盟店数が少ないです。

国内での利用は問題ありませんが、海外でJCBブランドのANAカードを利用予定であれば注意しましょう。

解決策としては、KyashのようなプリペイドカードにチャージしてVisaブランドに変換する方法があります。

ANA JCBカードからKyashにチャージしてVisaブランドとして利用

KyashはVisaのカードなので、Visa加盟店でも決済可能になります。

もしくは、JCBブランドのANAカードは国内専用とし、海外用にVisaやMastercardのサブカードを持っておく手もあります。

ここがポイント

Visaの方が海外での加盟店数が多い

JCBはナンバーレスに対応

ナンバーレス
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カード・ワイドカード・ワイドゴールド対応非対応

JCBブランドのみ「ナンバーレス」デザインが採用されています。

「ナンバーレス」デザインにより、カード番号などの情報が表面から裏面に移動しました。

裏面にカード番号

ANA JCB一般カード
JCBブランドのANA一般カード

表面にカード番号

ANA VISA 一般カード
VisaブランドのANA一般カード
かづき

店頭などで盗み見られるリスクが抑えられ、セキュリティ的に安心です。
ネットショッピングなどでカード番号が必要な時も、裏面を見ればすぐに確認できますよ。

ここがポイント

JCBのみ「ナンバーレス」デザインに対応

JCBはスター・ウォーズ デザインも選べる

デザインバリエーション
JCBのロゴVisaのロゴ
一般カードスター・ウォーズ デザインも選択可なし
ワイドカードなし
ワイドゴールドスター・ウォーズ デザインも選択可なし

JCBのみ、通常デザインに加えて「スター・ウォーズ デザイン」も選択できます(ワイドカードは不可)

ANA JCBカードのスター・ウォーズ デザイン
一般カード(左)とワイドゴールド(右)のスター・ウォーズ デザイン(出典:ANAカード公式サイト)
かづき

サービスは通常デザインのANAカードと同様ですが、スター・ウォーズ好きな方にとっては嬉しいですね。

ここがポイント

JCBはスター・ウォーズ デザインも選べる

ANAカードのJCB・Visaブランドの違いまとめ

今回はANAカードのJCBとVisa、両ブランドを比較しました。

結論としては、各ブランドがおすすめなのは次のような人です。

JCBのロゴ
JCBブランドがおすすめの人
  • マイル移行手数料を安く抑えたい人
  • ポイントの有効期限が長い方がいい人
  • 保険の補償額が高い方がいい人
  • ラウンジ・キーを利用したい人
  • ナンバーレスのカードを使いたい人
  • スター・ウォーズ デザインのカードが欲しい人

\詳細や申し込みは公式サイトで/

Visaのロゴ
Visaブランドがおすすめの人
  • ポイントの取りこぼしを最小限に抑えたい人
  • 海外で買い物に利用したい人

\詳細や申し込みは公式サイトで/

カードごとのJCB・Visaのスペック比較表は次のとおりです。

カードの種類を選択

スクロールできます
ANA JCB一般カード
ANA JCB一般カード
ANA VISA 一般カード
ANA Visa一般カード
年会費
(本会員)
2,200円
(税込*初年度は無料
年会費
(家族会員)
1,100円
(税込)
通常マイル還元率
(5マイルコース(JCB)
・通常コース(Visa))
0.5%
(1,000円=1pt=5マイル)
0.5%
(200円=1pt=1マイル)
通常マイル還元率
(10マイルコース(JCB)
・2倍コース(Visa))
1.0%
(1,000円=1pt=10マイル)
1.0%
(200円=1pt=2マイル)
ANA航空券購入
マイル還元率
1.5%
(100円=1.5マイル)
マイル移行手数料5,500円
(年間/税込)
6,600円
(年間/税込)
入会・継続マイル1,000マイル
搭乗ボーナスマイル10%
ポイント
プログラム
Oki DokiポイントVポイント
ポイント
有効期限
2年間1年間
海外旅行
傷害保険
最高1,000万円
国内旅行
傷害保険
なし
国内航空傷害保険最高1,000万円
ショッピング保険年間最高100万円
空港ラウンジ
(国内・ハワイ)
なし
ラウンジ・キーなし
国際ブランドJCBVisa
ナンバーレス対応非対応
デザイン
バリエーション
スター・ウォーズ デザイン
も選択可
なし
かづき

違いをよく確認して、自分に合った方を選んでくださいね。

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