VisaタッチとiDはどっちが得か
調査結果をもとに、どちらが得か検証
Visaのタッチ決済とiDって、どっちを使えばいいの?
どっちが得?
Visaのタッチ決済かiD、どうせならお得な方を使いたいですよね?
最近のクレジットカードには、Visaのタッチ決済とiD、両方が付いているものも多いです。
どちらも非接触型決済で似ているため、どちらを使うか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで、どちらがお得なのか調査し、その結果をまとめました。
この記事を読めば、どちらを使えばいいか迷うことがなくなりますよ。
- Visaのタッチ決済とiDのどちらがお得かわかる
2つの非接触型決済(Visaタッチ / iD)が1枚のカードに付いている
最近のクレジットカードには、複数の決済方法が付いていますよね。
例えばdカードの場合、
- Visa
- Visaのタッチ決済
- iD
の3つの決済方法が搭載されています。
それぞれの使い方は次のとおりです。
決済方法 | 使い方 |
---|---|
Visa | ●店頭でカードをカードリーダーに挿す ●ネットショップでカード番号を入力する |
Visaのタッチ決済 | ●店頭でカードをタッチする ●Apple Pay / Google Payに登録し、店頭でスマホをタッチする |
iD |
このうち「Visaのタッチ決済」と「iD」は、どちらも端末にタッチして決済する「非接触型決済」と呼ばれる決済方法です。使い方も似ていますよね。
では、Visaのタッチ決済とiD両方が一枚のカードに付いている場合、どちらを使うとお得なのでしょうか? 次項で検証してみます。
VisaタッチとiD、どっちが得か検証
【結論】基本的にお得さは同じだが例外もあり
結論から書くと、基本的にVisaのタッチ決済とiDでお得さに違いはありません。
ただし調べてみたところ、一部のカードでは特約店の利用時に違いが生じることがわかりました。
具体的にこれらのカードについて解説していきます。
三井住友カードはVisaタッチが得
三井住友カードは、対象のコンビニ・飲食店で最大7%※という、驚異的なポイント還元率で人気です。
この7%還元を受けたい場合「Visaのタッチ決済」を選ぶ必要があります。
Visaのタッチ決済だと7%還元になるのに対し、iDの場合は0.5%にとどまるためです。
上記は三井住友カードのサイトに掲載されている、支払い方法ごとの還元率についての表です。
三井住友カードの基本還元率は0.5%です。
iDは「通常ポイントのみの付与」なので基本還元率の0.5%になるのに対し、Visaのタッチ決済なら+6.5%で7%になることがわかりますね。
スマートフォンと物理カードで還元率が変化
同じVisaのタッチ決済でも、物理カードを使うと還元率が5%(0.5%+4.5%)に下がるので注意が必要です。Apple Pay / Google Pay に登録し、スマートフォンでタッチするようにしましょう。
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dカードは店によってどっちが得か変わる
dカードには「dカード特約店」と呼ばれる特典が付帯しています。
dカード特約店とは、通常よりもポイントが多く貯まるお店のことです。
このdカード特約店は、「Visaのタッチ決済」と「iD」共にポイントアップされる店舗と、片方しかされない店舗があります。下表はその抜粋です。
* Visaのタッチ決済には、Apple Payを使う方法は含まれません。カードを端末にタッチする必要があります。
また、Visaのタッチ決済が対象のお店では、カードを端末に挿す方法でもポイントアップの対象になります。
お店 | ポイントアップ対象の決済方法 | |
---|---|---|
Visaのタッチ決済 | iD | |
マツモトキヨシ | ○ | ○ |
ココカラファイン | ○ | ○ |
ノジマ | ○ | × |
高島屋 | ○ | × |
ENEOS | ○ | ○ |
JAL | ○ | × |
丸善ジュンク堂 | ○ | ○ |
紀伊国屋書店 | × | ○ |
タワーレコード | × | ○ |
タワーレコード オンライン | ○ | × |
洋服の青山 | × | ○ |
THE SUIT COMPANY | × | ○ |
スターバックスカード | ○ | × |
ドトール バリューカード | ○ | × |
ビッグエコー | × | ○ |
サカイ引越センター | ○ | × |
dカードの場合は、店によってどっちが得になるか変わるわけですね。
ANAカードは基本的にVisaタッチが得
ANAカード(ワイドカードやゴールド、プレミアムも含む)には「ANAカードマイルプラス」という特典が付いています。
ANAカードマイルプラスの加盟店で決済すると、追加のマイルを獲得できます。
この特典の対象になるのは「Visaのタッチ決済」です。
* Visaのタッチ決済であれば、物理カードを端末にタッチする方法でも、Apple Payに登録してスマートフォンをタッチする方法でも、どちらでも対象になります。
一方でiDは基本的に対象となりません。
ただし、以下のお店では例外的に、Visaのタッチ決済に加えてiDも対象となります。
iDの支払いも対象になる加盟店
- ENEOS
- セブン-イレブン
- 紳士服コナカ
- 紳士服のフタタ
- SUIT SELECT
- DIFFERENCE
- FUTATA THE FLAG
- 西鉄ホテルズ(一部店舗を除く)
- apollostation・出光
出典:ANA公式サイト
ANAカードの場合は、Visaのタッチ決済を使っておけば確実ですね。
まとめ
今回はVisaのタッチ決済とiDのどちらが得か、調査の結果をまとめました。
その結果、基本的にお得さは変わらないが、一部カードでは特約店利用時に違いが出ることがわかりました。
全てのカードを調べたわけではないので、他にもこのようなカードがあるかもしれません。
お持ちのカードについて、一度調べてみると良いかもしれません。
また、カードごとに開催されるキャンペーンについても、対象となる決済方法が決まっている可能性があります。
どちらが対象なのか、確認した上で参加すると良いでしょう。
本サイトでは、お得なカードの使い方について、他にもたくさんの記事を掲載しています。興味のある方は以下のリンクからどうぞ。
記事で紹介した、三井住友カードについては、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらもぜひご覧ください。
※ iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※ 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※ 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ 通常のポイントを含みます。
※ ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※ Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
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